卒業生の活躍



今井さんにインタビュー!

◆どうして臨床心理士になろうと思ったのですか

私は小さい頃から決して器用なタイプではなく、そのことで悩むことが人よりも少し多い人間でした。そのうち、なぜ自分はこうなのだろうかという疑問から、徐々に自分のことをもっと知りたいという思いが芽生えるようになり、心理学という学問に興味を持ちました。また、自分と同じような状況で悩んでいる人に何かできないかと思い、そのような援助ができる臨床心理士になろうと決めました。


◆臨床心理士になるためにしていることはなんですか

まずは心理学についてしっかり学びたいと思いました。
そして心理学を学ぶことができる大学に進み、心理学全般を勉強しました。勉強をして思ったことは、心理学の中には想像していたものとはかなり違うことも含まれており、奥深い分野だなと感じたことです。また、臨床心理士になるためには専門の大学院に入学しなければなりません。そのため、受験勉強に取り組みました。試験では心理学の知識だけでなく、英語の問題も出されるのでその点を自分なりに頑張り、何とか今通っている大学院に合格することができました。

◆臨床心理士を目指していてよかったこと・大変だったことは何ですか

良かったことは、人間の持っている可能性のようなものを感じることができることです。私が実際に関わらせて頂いている方たちは、心理的な問題でとても苦しんでいる方がほとんどです。しかし、お会いしているとその方たちの中に力強さや可能性のようなものを感じることがあります。ただその一方で、悩みの内容やそれについての思いは一人ひとり全く違うので、それを的確に理解するのは非常に難しく、まだまだ勉強しなければいけないなと感じています。

これからの夢や目標はなんですか

私は将来、学校現場で働きたいと思っています。そのため、悩んでいる生徒さんのためになれるような勉強を、さまざまな領域で経験していきたいと思っています。また、私は尊敬しているカウンセリングの先生が沢山います。その先生方は、相手が言うどんな些細なことにも真剣に耳を傾けてくれ、伝えようとしたかったことを深い部分までキャッチしてくれます。そうするとこちらは、「わかってもらえた」と感じてとても安心することができます。将来は私もその先生方のように、相手に深い安心感を与えられるような人間になりたいと思っています。

◆KTCでの一番の思い出はなんですか

KTCの思い出で真っ先に浮かぶのは、友達との交流です。KTCに在学中は、よく友達と話したり、色々なことで遊んだりしていました。私の友達は、自分にはない側面を持っている人たちばかりで、そのことが当時の私には大きな刺激になりました。その経験は、今の自分にも大きく影響しているのではないかなと振り返ってみると思います。また、KTCの先生方と沢山お話しをしたことも私の中で記憶に残っています。先生方はいつも暖かく接してくれたので、そのことがとても嬉しかったです。

◆同窓生の皆さんへメッセージ


私はKTCにいた頃、本当に沢山のことを経験させていただきました。楽しかったことだけでなく、大変だなぁと思ったこともありましたが、今振り返るとその経験が自分にとっては貴重なものだったなと感じています。皆さんもこれから沢山のことを経験されるかと思いますが、今しかできない経験だと思いますので、一人ひとりの個性や経験を大切にしながら頑張ってください。私もまだまだこれからなので、皆さんと一緒に頑張りたいと思います!

カウンセリングで使用する面接室の様子




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