大阪府梅田キャンパスキャンパスブログ
2017.12.25
ブログ
Pay it forward という言葉を知っていますか?
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=3636
私達になじみの深い言葉では「恩返し」というものがあると思います。
受けた恩は感謝の気持ちを忘れず、しっかりと返すというものです。
では、“Pay it forward”とはどういう意味なのでしょうか。
“pay”は支払いや、敬意などを払うといった意味が含まれています。”forward”は前に向かってという意味があります。
なので”Pay it forward”を直訳すると「前に支払う」となります。これだけでは意味は通りませんよね。
もう少し深く言葉を見ていくと、この言葉の意味は「恩送り」となります。
受けた恩をその人だけに返すのではなく、別の人たちにも送っていこうという意味が込められています。この言葉はキャサリン・ライアン・ハイドの小説が元で、2000年制作の同タイトルの映画から有名になった言葉・活動です。
さて、本日はクリスマス。
クリスマスを祝う起源は諸説ありますが、プレゼントを贈るようになったのはいまやサンタクロースの名で知られているセイントニコラスという人の活動がきっかけだと言われています。彼は裕福なクリスチャンで、自分一人でお金を保持しているよりも貧しい人にお金を分け与えた方が良いと考え、金貨を各家庭に投げ入れたそうです。これがクリスマスプレゼントの起源だそうです。
煙突から家の中に金貨を投げ入れたところ、暖炉の前に干してあった靴下の中に金貨が入ったことからクリスマスには靴下に贈り物を入れる習慣ができたようです。
まさに”Pay it forward”な活動です。
日本ではクリスマスはハロウィンと同じようなイベントとして扱われていると思います。
ですがせっかくこのような素敵な逸話があるクリスマスの日です。どうせ楽しむなら、あなたもセイントニコラスのように”Pay it forward”をしてみてはいかがですか?