おおぞら100選:2019年度

日々技術が進歩し、AIが成長して人々の生活を支えている世の中。しかしその裏ではAIが着実に普及していき、効率や人件費、人手不足などの面で人間が働く需要のある仕事が減り続けています。そんなことを聞いたとき、私は思いました。今していること、主に勉強などは果たして将来報われるのだろうか。私はいくつかの言語を学んでいるところで、それは単に語学に興味があったのと、将来仕事に就くときに役に立つと思ったからでした。しかしAIなどの登場により多数の言語翻訳が可能になった現在、人間が言語を翻訳することの需要性は低くなっています。そんなことから一度語学の勉強を辞めようかと迷ったりしました。ですがふと思いました。確かに人間の頭脳はAIには敵いません。しかし、どこまで進化してもAIはAIです。私は自分の耳で聞いたこと、心で感じたことを自分の声や体で表現でき、最低限機械に頼らず知性のある「生きた大人」になりたいです。