おおぞら100選:2019年度

私は「野比のび太」になりたいです。のび太というと、泣き虫で怠けている、マイナスなイメージがあると思います。私も今まではマイナスなイメージばかりでした。傍から見れば失敗ばかりののび太ですが、失敗するということは、自ら行動をしているということです。またのび太は、どんなものや人にも分け隔てなく優しく接することができます。見返りを求めず誰かが困っているから助ける、それができるのび太だからこそ、周りに人が集まり、憎めない存在なのです。ドラえもんがいるからのび太が勝ち組なのだと思ったときもありました。しかし、よく考えてみるとドラえもんはのび太の問題を根本から解決している訳ではなく、のび太自身が解決できるようにサポートしているのだと思います。これは私にも置き換えられることで、私でいえば親や友達、先生がサポートしているのと同じです。私の「のび太になりたい」は優しく憎めないのび太への憧れなのです。