おおぞら100選:2019年度

作文とは過去の自分が未来の理想の在るべき形を書き記す為のものだと僕は思う。そう考えた時に理想は何かと問われると今の僕は塾の先生のような人の支えになれる大人になりたいと思っている。
塾の先生?などと疑問に思う人もいるだろう。僕の塾の先生は僕がネガティブで立ち直れない時や毎日の生活の支えとなってくれた。
しかし理想像を考えたのはいいが、頼るのと頼れるのでは立場が逆で全く違う。人が頼るというのはその人が背負っている積荷を一緒に背負うというとても重い事だ。それだけの決意を固めて、人を支えいると考えると自分も不安になる。しかし、辛い思いをしていた僕からすればとても心強く、体が軽くなるような感覚がある。その感覚はとても良い感覚だ。その感覚を僕が味わう度に先生も味っていたのかもしれない。だから重い積荷を背負ってもくじけず強い姿で居て、僕の支えであってくれたのかもしれない。苦しむ時は一緒に苦しみ、楽しむ時は一緒に楽しむ、簡単な事に感じる人もいるかもしれない。でも僕にとってはとても偉大な、心の支えになってくれた人でそんなどんな時もくじけず笑顔でいれるような人に僕もなりたい。
これが僕が今思い描いている在るべき形だ。