神奈川県 おおぞら高校 サポートキャンパス 厚木キャンパス

中学生の頃の私は、1年生の11月頃から朝起きられなくなり、放課後の部活動にだけ参加していました。そんな中、3年生の進学先を決める時期になり、午後から通えるコースのあるおおぞら高校に魅力を感じ、入学を決めました。そこから私のおおぞら高校での生活が始まりました。

私がおおぞら高校の3年間で特に頑張ったのは、毎年行われる学院祭の実行委員会です。初めて参加したのは1年生の時で、コーチから勧められたことがきっかけでチャレンジしました。何かを企画したり、人と協力したりすることが好きな私には、裏方として学院祭を進める時間が本当に楽しかったです。この学院祭がきっかけで、交流する人も増え、私にとって学校がより充実したものになりました。それ以来、何か自分にできそうなことや興味が湧いたものには積極的に参加するようになり、おおぞら高校で私の居場所を感じるようになりました。そして、高校2年生頃からは朝も起きられるようになり、さらに充実した日々が送れるようになりました。

高校3年生になった私は、昔からの夢だった小学校教員になるため、大学進学を決め受験に挑みました。中学校にしっかり行けていなかった私にとって受験はとても不安でしたが、コーチの支えやたくさんの挑戦をしてこられたおおぞら高校という居場所があったことで、受験に挑む勇気が持てました。そして無事に第一志望の大学に合格することができました。
今は様々な出会いがあり、高校時代に負けないくらい充実した毎日を送ることができています。

〇中学生へのメッセージ〇
「目の前のことに取り組む」ことを大事にしてみてください！
先のことは見えづらく不安になることがたくさんあると思います。
そんな時は、近くにあるコップに手を伸ばしているところをイメージして、目の前にあることに取り組んでみてください。そうして様々なことに取り組んだ時、あなたが思っても見ないほど多くのコップを手に入れられます。それにたくさん水を入れ、必要としている場所へ運ぶことで、自分が必要だと思った時に使えるようになります。そんな風に目の前のことに取り組んでいれば、自然と未来に立ち向かう力は自分の中にできているものです。

僕は、子ども・福祉コースに在籍しています。実は初めは、保育とか福祉の道を考えていたわけではではありません。僕は裁縫が好きなのですが、SDGsの活動で古着リメイクに挑戦したときに、裁縫が好きなこと、得意なことに気づいたマイコーチ®が、子どもが、つくったり、かいたりする造形遊びを手助けする保育士が向いているのでは？ と子ども・福祉コースを進めてくれました。その道のプロから、高校生でもわかりやすいように教えてもらっています。自分でできることが、どんどん増えていっている実感があり、すごく楽しくコースの授業を頑張れています。

僕は「ニコニコ、わくわく、ハキハキしていれば、大抵のことはうまくいく」の言葉を胸に、自然と無意識でもこの行動が取れるような大人になりたいです。

～中学生へのメッセージ～
「なんとかなる」
やるときにしっかりやるのは大切だけど、“テキトー”が“適当”で“いいかげん”は“良い加減”だから、自分がやりたいと思うことを存分にやってみてほしいです！