神奈川県厚木キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.10.23 つながりや行動は多くの人を助ける ~ボランティア活動報告~
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2424/reserve/?kubun=3&event=002&campus=24秋は様々なイベントがあります。
9月は世界認知症月間、9月21日は認知症の日として定められているそうです。
認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現するため「あつぎオレンジフェスタ2025」が厚木市で開催されました。
認知症への社会理解を深めるためのイベントでもあります。
厚木キャンパスではこれまで「つながるカフェ」というイベントを開催し、生徒と認知症のご家族との交流を定期的に行ってきました。
その取り組みがご縁となって「つながるカフェ」の掲示と「オレンジフェスタ」の運営ボランティアとして参加してきました。
当日は、来場者が認知症への理解を深められるように様々なブースが設営されました。
生徒は「認知症当事者による講演会」や「VRでの認知症体験」などのブースのお手伝いのほか、来場者にアンケートをお願いしたり、つながるカフェの掲示を見ている方への説明など他のボランティアの方と協力しながらそれぞれの持ち場で力を発揮していました。
参加した生徒からは「大変だったけど沢山の人にアンケートの声掛けをすることができた。今までのボランティアで一番やりがいを感じられた」「つながるカフェで関わりがあった認知症の家族会の方や地域の支援センターの方々と一緒にボランティアできたことが嬉しかった。掲示物を見てくれた人とも話ができて、私たちを応援してくれる声を直接聞けたことがモチベーションになった」「小さい子どもも自分のブースに来てくれた。幼い年代の人が認知症を知るきっかけになったら嬉しい」といった感想がありました。つながるカフェの立ち上げメンバーである川口さんは「つながるカフェの活動がここまで広がると思っていなかったし、休日なのにコーチもたくさん来てくれてこんなに応援してもらえているんだなあということを実感した。続けていてよかったと思った。最後に来年もぜひ、と言っていただけたことがモチベーションになった」と活動の広がりをかみしめていました。
「つながるカフェ」は生徒が自ら考え、企画・運営している取り組みです。その取り組みが社会に認知され、大きなイベントにも参加できるようになったことをとても嬉しく思います。
「あつぎオレンジフェスタ」に来場した方が認知症について考えるきっかけとなり、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる社会の実現に繋がればと思います。
おおぞら高校では生徒一人ひとりの個性やペースを尊重し「自ら考え、行動する力」を育てています。
私たちは、マイコーチ®として生徒の可能性を伸ばしていけるように寄り添い、サポートしていきます。