広島県広島キャンパスキャンパスブログ

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左官体験の様子

みなさんは左官職人という仕事を知っていますか?
「聞いたことはある」「家の近くで見たことあるよ」などいろいろな声が聞こえてきそうですね。
専門コースの住環境デザインコースでは、モノづくりに必要な二つの「そうぞう力」の理解を深めるため、体験学習を行いました!

今回は〈体験型左官ショールームKoteri場〉の三ツ塚さまにご協力いただき、左官職人体験を実施しました。
今回参加した生徒は全員左官の仕事を体験することは初めて!
体験場所に到着した瞬間から目をキョロキョロさせて、道具に興味津々。
実際に左官体験をしてみると...
「コテに漆喰が乗らないけど、どうやって乗せたの?」
「思っていたより壁に塗れない」
「難しいけど、もう1回挑戦してみてもいい?」
と思っていたよりもその技術の高さに驚きを隠せないようでした。
生徒同士で教え合ったり、三ツ塚さんにコツを聞いてみたりと、試行錯誤の連続。
一人前に塗れるようになるのに7年かかるというから、その技術力が伺い知れます!

また三ツ塚さんが左官職人になられた経緯や現状の左官という仕事がどういうものかをお聞きしました。
自分たちが住む家や街中で見かける場所も左官職人が携わっていると知り、身近に感じたのか生徒も聞き入っていました。
生徒からは...
「左官職人という仕事は、壁にきれいに塗ることが大切だと思っていた。だけど、依頼してきた人のことを考えることが大切なのだと学べた!
「話を聞かせていただく中で、やらずに後悔するよりやって後悔した方が自分の糧になっていくのだと思った。最初は上手くできないことでも何度もやってみるとできるようになっていくことは、左官でも他のことでも同じだと感じた!」
「普段できない体験だからこそ、体験してみると使うモノや使い方、仕事の内容に興味が湧きました!
と声が上がっていました。
使う人のことを考える想像力と実際に作り上げる創造力を実体験できた時間となりました。

住環境デザインコースでは今回のような体験学習だけではなく、講義や実技実習の授業を行っています。
「住む」をテーマに自分の身の回りの仕事やモノづくりを現役の建築士や大工の方から教わっています。
モノづくりが好きな人、デザインに興味がある人、まずは体験してみませんか?

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