福岡県小倉キャンパスキャンパスブログ ブログ 2022.03.15 【卒業式】「挑戦すること」を大切にしてきた高校生活。3年間の思いを「答辞」に込めました！

こんにちは、小倉キャンパスです。先日執り行われた卒業式の紹介をします。
第28回卒業証書授与式を新型コロナウイルス感染症対策のため、2部制で行いました。時間短縮と参加人数を制限しての卒業式となりましたが、生徒・保護者様・コーチの思いがあふれるあたたかい式となりました。

卒業を迎えた卒業生の思いとして、「答辞」を少し紹介します。

卒業生の皆さん。皆さんは入学当初のことを覚えていますか。

私は中学校卒業後の四月に入学しました。中学生の頃の失敗もあり、人間関係や学校生活に不安を持ちながら、これからの高校生活に期待や希望を抱き、入学式を迎えました。人と接することがこわかった私が、保育士になり、人に寄り添いたいという夢を持ち、たくさんの思い出とともに今日高校を卒業しようとしています。

今こうして答辞を述べていると、私の高校生活が大変濃いものであったことを実感します。

皆が一度は行った屋久島スクーリングでは全国にあるキャンパスから集まった同級生とともに、普段の生活から引き離された大自然の中、他者と協力しながらことを成す難しさや楽しさ、自発的に行動する大切さなどを学びました。始めは行くのが嫌だったスクーリングも振り返ってみると毎日笑っていたなと思います。仲良くなった県外のキャンパスの人と今でも連絡をとっていたり、普段出会うことがない人と出会うことができ、つながっていることが嬉しいです。たくさんの自然に触れ、心が洗われ、きれいになったと感じています。

また、学院祭では、司会・実行委員・イラストを描いて作品展に展示するなど、たくさんのことに挑戦しました。司会もはじめは不安でした。人前に出ることが苦手だったけれど、挑戦したいと思って立候補しました。失敗することを考えてしまい、不安になったこともありましたが、色々な人と成功させることができました。一人じゃできなかったと心から思っています。中学生の頃は苦手だった人前にでるということも、今となっては「またチャレンジしたいな」という思いに変わりました。学院祭を通して友人が増え、輪が広がったと感じています。

そして、三年次生になり、学校説明会で中学生・保護者の皆さんの前で話をさせていただきました。コーチに声をかけてもらって、自分でいいのかなと思ったけれど、この頃には自信もついて話せるようになっており、「なんでもやりたい」という思いが勝ちました。緊張しましたが、話しだしたらのびのびと話すことができ、とてもいい経験になりました。面接にもいかすことができたと思います。

他にも新入生歓迎イベントやボランティアへの参加、漢字検定に挑戦するなどたくさんの思い出を個性溢れる友人やコーチとともに作ってきました。地域の人と関わるボランティア活動では、はじめは人と関わることがこわかったのですが、終えた時には達成感を感じることができ、地域に貢献することができたと思うと嬉しかったです。

これらは全ておおぞらに入学していなければ作ることのできなかったかけがえのない思い出です。

私がおおぞらに入学し一番大切にしてきたことは「とりあえずなんでもやってみる」「挑戦すること」です。
中学校時代の私では、何をするにもやる前から「自分にはできない」「失敗したらどうしよう」と思い込み、さらに自分に自信がなかったため、最初からあきらめることが多く、失敗はダメなことだ、はずかしいことだと思っていました。実際にやってみて失敗をすることもありました。例えば、漢字検定では、一度三級で落ちました。しかし、コーチも親も「やることに意味があるよ！」と言ってくださり、その言葉で「失敗しても挑戦していいんだ！」と思えるようになりました。

本日をもって、卒業生一人ひとりがなりたい大人になるためにそれぞれの道を歩み始めます。高校生という立場を盾に子どもでいることはもうできません。これから先、大きな壁にぶつかることもあると思いますが、そんな時にはおおぞらで学んだことや思い出を糧に乗り越えていきます。

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頼もしく成長した姿を見せてくれました。うまくいくことばかりではなかったと思いますが、高校生活で学んだこと、成長できたことを自信にしてこれからも頑張っていってほしいと思っています。

これからのみんなの生活をコーチは応援しています！