岡山県倉敷キャンパスキャンパスブログ

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生徒と展示作品

皆さん、こんにちは。
倉敷市美観地区すぐそばにあるおおぞら高校 倉敷キャンパスです。
春の陽気に包まれながら、気持ちよく過ごせる季節となりました。

この4月から、倉敷キャンパスは倉敷市観光案内所の場所の一部をお借りして、生徒作品の展覧会を行いました。
生徒たちががこの期間のために描き下ろした「わたしの美観地区」が、観光客の方々や地域の人たちの目にふれています。

展示が始まる前日に、会場設営のお手伝いをしたい!という生徒と一緒に準備を行いました。
実際に自分の作品を壁に並べるときの表情、ちょっと照れくさそうに、でも誇らしげに目を細めてる姿が印象的でした。中には、ほかの生徒の作品をじーっと見て「めっちゃうまいな...」とつぶやく生徒もいて、自分と向き合いながら、仲間のすごさにも刺激を受けているようでした。

そんな中、一人の生徒がポツリとこんなことを話してくれました。
「みんなの作品、ちゃんと"作品"って感じがする。学校で見てるときよりすごく立派に見える...」
普段は、授業の中で見慣れていた作品たちが、白い壁に並んだ瞬間に「作品」としての顔を見せはじめ、その空間に自分の絵もある、ということが、じわじわと実感になってきたようです。
設営を終えたあと、「もっとちゃんと描けばよかったかも」「次があるなら、もっと凝った構図にしてみたい」なんて声も。

描き終えたあとに気づくことがある。
誰かに見せることで、はじめて自分の絵を「外から見る」視点をもてる。
今回の展覧会は、そういう気づきの詰まった場所になっている気がします。

ある生徒は、「いつもは誰かに見せるつもりで描いてないけど、今回は"誰かに届いたらいいな"って思いながら描いた。展示って、ちょっと怖かったけど、やってよかった」と話してくれました。

最初は「どう描けばいいかわからん」「風景とか苦手やし...」と言っていた子たちが、悩みながらも手を動かし続け、納得できる形で仕上げた作品たち。
それが今、たくさんの人の目にふれているという現実があります。
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今回の展覧会は、完成を披露する場所であると同時に、新しい挑戦へのスタートラインでもありました。
作品を通して「誰かに届ける」経験が、少しずつ、生徒たちの中で自信や意欲に変わっていっているように感じます。

観光案内所に足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
生徒たちの表現は、これからもまだまだ広がっていきます。
この展覧会は、ゴールじゃなくて、新しいスタート。
この機会にまた一歩踏み出した生徒たちは、次はどんな作品を創作するのでしょうか?
あなたも、私たちと一緒に次の挑戦を始めてみませんか?

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