京都府京都キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=3535/reserve/?kubun=3&event=002&campus=35
福祉に関する授業
こんにちは。京都キャンパスです。
今年は6月中から35℃を超える日が出てきてしまいました。
もうあまり驚かなくなってきましたが、暑い季節が長くなっています。
みなさん、体調管理にはくれぐれも気をつけてください。

さて、高齢化が進む日本では介護福祉へのニーズがどんどん高まっています。
そんななか、京都キャンパスでは先日市内の「特別養護老人ホーム 深草しみずの里」の方をお招きし、福祉に関するみらかけを実施していただきました。
講師の一人は何と昨年度京都キャンパスの卒業生! 今頑張っていること、仕事の魅力など、笑顔で堂々と話してくれました。
(みらかけとは、「みらいの架け橋レッスン®」の略で、おおぞら高校で日々行っている自由参加の選択授業のことです)

今回のテーマは「ユマニチュードから認知症を理解しよう」
ユマニチュードとはフランス語で"人間らしさ"を意味する言葉です。キーワードは4つ。
①見る(水平、目線を合わせて長時間、近くで見つめ合うこと)
②話す(ポジティブ、優しいトーンで)
③触れる(最初は上腕や背中から、ゆっくり大きく)
④立つ(立つことは体への適切な負荷により身体機能上のメリットが多い)
これらを大事にしながら、「距離感を保たない」「てきぱきしない」「余計なことをしゃべる」「間違いを直さない
という普段の当たり前の逆を行く考え方で、変化の大きい時代だからこそ、介護というのはとっても人間らしさを感じられる魅力的な仕事なのだと学びになりました。

講義のあとは、実体験! ということで、高齢者の方にとっての世界を体験するキットを代表生徒に身につけてもらいました。

生徒「座りますよ」「ゆっくりゆっくり」など声をかけながら、ケアすること・されることの大切さを実感できたようです。
「介護の仕事でのプレッシャーはありますか」
「介護職と離乳食の違いはなんですか?」
など質問もたくさんあがりました。

今回は特別みらかけでの授業でしたが、おおぞら高校では「子ども・福祉コース」でさらに専門的に学ぶことが可能です!

今後ますます必要となってくる教育・保育・福祉に関心のある方はぜひ一度授業体験会や学校説明会にご参加ください。