おおぞらからのお知らせ

2019年からおおぞら高校が主催する「全国おおぞら中学生 なりたい大人作文コンクール」。第6回を迎えた今回、審査員も務めている屋久島おおぞら高等学校の茂木健一郎校長(脳科学者)が、学校賞を受賞した東京都足立区の第十四中学校にて出張授業を行いました。その様子は朝日新聞にも掲載されました。屋久島おおぞら高等学校の茂木健一郎校長が、学校賞を受賞した東京都足立区の第十四中学校にて出張授業を行いました体育館に集まった2年生約250名を前に、茂木校長から授業が行われました。作文コンクールの開催にあたり、茂木校長は「中学生は、自分のことを知り、将来やりたいことにつなげていく大切な時期です。自分と出会うことであり、そのためにも『なりたい大人』について考え、文章を書くことはとても意義があります」と語ってくださいました。

今回の授業でも「脳が一番成長する」と言われる中学校の3年間において、個性を発揮できる安全基地が非常に重要であることを中学生に伝えました。また、「大人になるということは、誰かに安全基地を与える側になること」と述べ、中学校時代も含めてさまざまなことを学ぶ大切さを強調しました。

今回の授業を通じて、第十四中学校の生徒にも改めて「なりたい大人」について考える貴重な機会となったのではないかと感じています。
■脳科学者の茂木健一郎さん「なりたい大人に」 中学校で出張授業(2025.02.19 朝日新聞東京版)