イラスト部門

2022年

イメージした絵を丹念に表現

今年の作品のテーマは「30年後のみらい」。毎年、生徒たちの個性が光る、細部までこだわった作品が集まります。受賞作品はホームページに掲載するほか、屋久島おおぞら高等学校などに展示されます。皆さんのSNSでの投票が審査を左右するかも?!ぜひぜひ公式アカウントをチェックして投票してくださいね。
審査は日本マンガ塾の講師のプロの目で行われます。結果に乞うご期待!

審査の流れ

  1. 「一次審査」として、審査員による作品審査をおこないます。
  2. 「投票」として、一次審査を通過した作品をおおぞら公式SNSに公開、一般の方も含めた投票を行います。
  3. 「最終審査」として、一次審査結果と投票結果をふまえて、審査員および大会運営本部が総合的に審査します。
  4. 入賞作品を公式 SNS・ホームページ等で発表します。

結果発表!

マンガ塾の講師による審査に加え、SNSによる一般投票で、グランプリが決定しました!一般投票にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。



仮想現実

グランプリ

「仮想現実」

福岡キャンパス しゃけさん

Q:制作の想いを教えてください。

今から30年後、自分がいってみたい仮想の世界を想像して描きました。30年後でも変わらず好きであるものや仕事、生き物をつめこみました。

Q:おおぞら杯に参加する前と後で感じるご自身の変化・発見について教えてください。

なかなか自分の思い描くものがかけず、画力や想像力の無さを実感しました。また、背景を描く楽しさ、同時に難しさも感じ、次のイラストに当てられる成長や発見も沢山見つけることが出来ました。

好きなものをつめこんで、好きな色を使って。

準グランプリ

「好きなものをつめこんで、好きな色を使って。」
春日部キャンパス 柔らか豆電球さん

Q:制作の想いを教えてください。

この場にいなくても、存在しないものでも触れることができるように、においや存在を感じることができるようになっていたらいいだろうなと思って描きました。好きなものをつめこんで、好きな色を使って。

Q:おおぞら杯に参加する前と後で感じるご自身の変化・発見について教えてください。

応募した後に自分の絵の改善点やもっと描き足したり、引き算が必要な箇所が見つかったので来年はもっと質の良いものをつくれるようにしたいです。

ともだちできた

審査員特別賞

「ともだちできた」
梅田キャンパス 潮田 カヲルさん

Q:制作の想いを教えてください。

30年後何があれば嬉しいかを考えたときに、気持ちを溜め込んだ時に共感してくれるような人間に近いロボット(おもちゃ)が誰でも買えるような値段で売っていれば嬉しいなと思い描きました。さらに自分で世界観な解釈深堀してどこか怪しげだけどほしくなってしまう、、、そのような雰囲気をイメージしました。

Q:おおぞら杯に参加する前と後で感じるご自身の変化・発見について教えてください。

今回一次審査を通った時に自分の絵と周りの人のイラストを意識して見た時にどうすれば目に入るのかがとても勉強になりました。

Neighborhood

審査員特別賞

「Neighborhood」
姫路キャンパス 蛍石さん

Q:制作の想いを教えてください。

30年など経ってしまえば呆気ない。あの街、あの部屋 あいつの笑い声、あの子の隣、あの人の背中。全部がすぐ隣にあった場所に、ふと帰りたくなる時期なのかなと思います。

Q:来年チャレンジする後輩たち、これから入学してくる中学生に向けてメッセージをお願いします。

おおぞら高校は自分に使える時間が多いと思っています。イラストに関しては時間をかければいいものができることが多く、そのための時間はしっかりあります。せっかくの機会なのでみらいの架け橋レッスン®の『ついで』気分でも参加してみると、新しい発見があるかもしれないです。

水没都市

審査員特別賞

「水没都市」
広島キャンパス Sallyさん

Q:制作の想いを教えてください。

30年後は変わるものと変わらないものがあると思います。変わるものは気温や海面の上昇、それにともなって水上電車ができたら面白いと思いました。他には人種差別も少なくなっていると思います。変わらないものは自然です。だから変化の激しい都会と自然を組み合わせた作品にしました。

Q:来年チャレンジする後輩たち、これから入学してくる中学生に向けてメッセージをお願いします。

挑戦には失敗がつきものです。ストレスはかかりますし、怖いです。でも、やってみないことには成功もついてきません。迷ったらとりあえず、突っ込んでみてください。




総評

作品を拝見しました。これまでおおぞら杯は8回目になりますでしょうか。 着実にこのコンテストにエントリーされる作品がレベルアップしていることに驚かされました! その中でも、特に今回感動したことが、最終選考に残られた人たち全員がイラストとしてキャラクターのみならず、自身が想像した世界観を伝えるための構図や背景、演出をしっかりと表現されていたことです。 それぞれの受賞者の方々の頭の中に浮かんだ「世界」を見る人も一緒に「体感」することができるとてもいい絵に出会えました。今回受賞した人も、そうでない人も「表現する」ということは自分を知ってもらう大きな発信の一つです、ぜひこれからも自分の世界を多くの人たちに発信していかれることを願っています。 

日本マンガ塾 信濃 裕馬

一次審査通過作品

一次審査を通過した作品の一覧です。 画像をクリックすると、大きなものが表示されます。

  • 01. プリンいっぱい
  • 02. 江戸令和
  • 03. 無題
  • 04. 綺麗な場所
  • 05. 好きなものをつめこんで、好きな色を使って。
  • 06. 成層圏の彼方から
  • 07. 変わるもの変わらないもの
  • 08. Speechless
  • 09. プロローグ
  • 10. アンドロイドとの日常
  • 11. 静かな海で煌めく街
  • 12. アンドロイド化した未来
  • 13. 願い
  • 14. 未来想像
  • 15. 歩き進んだ未来
  • 16. ともだちできた
  • 17. Neighborhood
  • 18. 未知の虚像
  • 19. 貴方の力になりたい
  • 20. Favorite things
  • 21. 水没都市
  • 22. 学びを全世界に
  • 23. ハレー彗星
  • 24. 仮想現実
  • 25. シュレディンガーの未来
  • 26. Future Train