東京都東京秋葉原キャンパスキャンパスブログ

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第一志望の大学に合格したOくんと小論部対策を担当した髙智コーチ
こんにちは。東京秋葉原キャンパスです。
大学受験シーズンが本格化する中、東京秋葉原キャンパスに一足早く嬉しい知らせが届きました。
3年生のOくんが、小論文を用いた入試で、第一志望の大学に合格しました!
そこで今日は、東京秋葉原キャンパスの進学コースでの小論文指導についてご紹介します。

最初に取り組んだのは、志望校の過去問分析でした。Oくんの志望する大学は、毎年小論文試験が課されており、初めて読む課題文の内容を理解し、大学のアドミッションポリシーと結びつけながら「自分はそこで何を学びたいのか」を60分で書き上げる形式でした。一見対策が簡単に思える一方、周りと差をつけるためには事前準備がとても大切なタイプの問題です。そこで、小論文を書く前の事前準備として、大学のアドミッションポリシーと、Oくん自身が大学で学びたいことをすり合わせることからスタートしました。

Oくんに当時を振り返ってもらうと「最初全然書けなくて、やばいなと思っていました」とのことでした。
確かに初めは、考えが言葉にならなかったり、文章が噛み合わなかったりと、思うように進まないこともありました。それでも約1か月、毎日のように対話をしながら粘り強くアウトプットを続けるうちに、大学の求める人物像とOくんの思いが重なるポイントが見え始めました。

そこから次の段階として、小論文の基本である「序論 → 本論 → 結論」の構成に沿った型を身につける練習に移りました。様々なテーマで書く練習を積み重ね、添削では毎回すべてを直すのではなく「できることをひとつ増やす」をポイントに、改善を続けました。

そして、何より印象的だったのが、Oくんの素直さと行動力です。添削した点をすぐに受け入れ、翌日には書き直した文章を持ってきてくれました。そのスピード感はこちらが驚くほどで、毎回着実にレベルアップしていく様子が頼もしく感じられました。最終的には、自分の考えをわかりやすく言葉にして書き上げる力を身につけ、見事合格を勝ち取ることができました。

大学では、経営学や会計を専門的に学び、将来的には税理士や中小企業診断士の資格取得も視野に入れているそうです。Oくんのこれからの活躍を心から楽しみにしています!