千葉県千葉キャンパスキャンパスブログ

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3月に行われた卒業式において、卒業生の答辞として3名の生徒がそれぞれの思いを話してくれました。
そのうちの1名の生徒の答辞をご紹介します。

この生徒は、新入生としてKTCおおぞら高等学院千葉キャンパスに入学後、本当に様々なプログラムに積極的に参加し、その中で「なりたい大人」を探せた生徒の一人だと考えています。
これから高校生になる皆さん。いま高校生の皆さん。そして、保護者の皆様。
進む道はそれぞれ違っていいんです。
紆余曲折を経ようが、好きなことに真っ直ぐ進もうが、自分だけの道を進んでいきましょう。それでは、以下、答辞全文(一部変更有)になります。ご覧ください。
肌寒い風が吹きつつも、暖かい日差しが私たちを照らす今日この良き日、私たち卒業生のためにこのような式を挙行していただき、心より感謝いたします。そして、ご来場いただきました保護者の皆様、来賓の方々には心よりお礼を申し上げます。実は昨日まで、この場で何を話そうかずっと悩んでいました。どうしても、今思っている気持ちや届けたい感謝の気持ちが言葉にならなくて......何度書き直してもうまく書けなくて...そして気がつきました!私、そういうことが苦手だったんだなって。今、思い返してみると、私は行動するより先に考えるタイプだと言うことや、本当は人見知りで人としゃべるのが苦手でコミュ障だけど、黙っているその雰囲気が苦手で。だから自分から話しかけること。
1対1より1対100の方が何千倍も気が楽だということ。だからこそ、たくさんの人の前でも動じずいつも通りの自分でいられること。めまぐるしい毎日を過ごす中で多くの自分の本当の姿が見えてきたような・・・そんな3年間でした。
私には、3年間の高校生活で大切にしてきた3つの言葉があります。

1つ目は人生は、二度繰り返される物語のようで、退屈である。
これはウィリアム・シェイクスピアの言葉で、意味は"人生は一度きり、同じ物語を繰り返すだけではつまらない""だから退屈しないよう、色々なことに挑戦すべき"という意味があります。

2つ目は神様は乗り越えられない試練を与えない。

3つ目はやってみればいいじゃん。特に理由なんて必要ない。
やりたいからやってみる。本当にやりたいことって、そんな感じに始まるんじゃない?です。この3つの言葉、発言された時代や人はそれぞれ全く違いますが、"やりたいと思ったことは、何でもやってみれば良い。"というフレーズが共通してるのではないかなと私は思いました。

実際に、私はこれらの言葉のように3年間でいろいろな挑戦をしました。
新入生代表挨拶から始まり、日々の学院生活はもちろん、体験したことのないネイルや、ボランティア活動、夢を実現するための学びなど。
その中で、応援してくれる誰かや、支えてくれる方たちに今まで以上にたくさん"ありがとう"と言えるようになりました。
そして、様々な挑戦をしているうちに「できる事」が増え、「自分のキャパシティ」が前よりずっと広がったような気がします。
そして、様々な挑戦をするなかで、わたしは博物館学芸員という夢をみつけ、先日大学に合格するというユメノトビラをひらき、夢へ一歩近づくことができました。

最後になりますが、先ほど述べたように私には大切にしている言葉がいくつかあります。
最近になってになってもう一つ増えました。それは、人には運命(さだめ)の星がある。
綺羅星、あけ星、流れ星。己の星は見えずとも、見上げる私は今日限りという言葉です。
これにはいろいろな解釈があるので意味はあえて今言いません。ですが、わたしはこの言葉のように1日1日をきらめきや輝きでいっぱいにし、きらきら輝ける、そんな大人になりたいです。そして、変わることを恐れず、突き進む勇気を持ち、青空高く羽ばたいていきます。

卒業生