福岡県福岡キャンパスキャンパスブログ

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屋久島の虹

みなさん、こんにちは。KTCおおぞら福岡キャンパスの立花です。2020年が始まりました。早いもので、もう2週間が経ちました。本当にあっという間に毎日が過ぎていきますね。

私は、新年早々屋久島おおぞら高等学校にスクーリングの引率で出掛けていました。1年ぶりの屋久島でしたが、変わることのない雄大な自然に癒され、いろいろなことを考える時間を持つことができ、気持ちをリフレッシュすることができました。良い1年が始まりそうな予感がします。

屋久島では、とてもゆっくりと時間が流れるように感じます。一緒にスクーリングに参加した生徒が「屋久島って何もないところがいいよね。」と言っていました。たしかに私たちの生活は、ものやサービス、情報によって満たされています。少し満たされ過ぎているのかもしれません。そして、それがいつの間にか当たり前になってくると、もっともっと便利になりたいという欲求が止まらなくなるのかもしれません。また、あっという間に毎日が過ぎていくから、ゆっくりと自分のことや周りの人のこと、世界で起きていることなどに思いを馳せる時間もなく、ただ毎日大量に入ってくる情報を処理するだけで精一杯ですよね。人間には何もしない、何も考えない時間が必要なのかもしれません。

本当に自分らしく在るためには、時には立ち止まる時間も大切です。時には遠回りする時間も大切です。
屋久島には、それができる時間と環境があります。何もないからいいんです!

写真は、自然体験実習の道中で運よく見ることができた虹です。大げさではなく、人生で見た虹の中で一番きれいでした! きっと虹をきれいだと感じることができる時間と心の余裕があったのだと思います。一緒に見た高校3年次生たちもみんな笑顔で大声で喜び、誰からともなく自然と拍手が... 何とも言えない幸福感と連帯感を感じることができました。

ぜひ、今悩まれているみなさんにも「何もないけど何かある」屋久島での感動体験を味わっていただきたいです。

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