埼玉県春日部キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは!
みなさんは"旬"と聞いて何を思い浮かべますか? イチゴやスイカなどの様々なフルーツや、ウナギ、カツオ...。これからの季節なら、ホクホクのお芋やカボチャ、栗、今年は大変な不漁で我が家のお財布事情を直撃しているサンマなど、考え出すと急におなかが減ってきませんか? 食べ物ではなく、旬の俳優・有名人を思い浮かべた人もいるでしょう。今後急速な成長が期待される「ユニコーン企業」を思い浮かべた、なんて人は、意識高い!!

でも今回は、冒頭で触れたとおり食べ物の話題です! 養殖や栽培の技術が進歩して、一年中好きなものが食べられるようになったとはいえ、やはり"旬"の食べ物って美味しいですよね! もちろんそれには理由があり、それぞれの食材の生態によって、"旬"は決まります。例えば、最近流行りのジビエや魚などは、厳しい冬の寒さに備えて秋に栄養を蓄えますし、果物は、より多くの動物に食べてもらって種を運んでもらうため、夏から秋にかけて旬を迎えるものが多いです。冷蔵庫が無かった時代は、献立に旬の食材を使っていることが多いので、基本的には昔ながらの日本食のレシピを思い浮かべてもらえば、ほとんどの食材の"旬"は分かります。
ということで、【ゴボウ】や【ニンジン】【レンコン】などの根菜類は、いつが旬か分かりますか?
そうです。答えは《秋から冬にかけて》! 寒い冬を乗り切るために、外気に触れない土の中でじっと耐えるため、美味しさをいっぱいにため込んだ旬の根菜! ひと工夫で、お店で出てくるような美味しいお惣菜に変身します。

今回はたくさんある根菜レシピの中から、定番の『キンピラ』に挑戦しました! 切り方や食感を合わせたほうが良いこともありますが、ゴボウはささがき、ニンジンは太千切り、レンコンは銀杏切り、こんにゃくは手でちぎって、鶏肉はサイコロ状、と、あえて切り方を変えることで、食感や味の変化を楽しむことができます。根菜は、栄養を余すところなく摂取するため、水にさらしたりせず、レンコン以外は皮を剥かないのもポイント。甘辛い味付けで最後にごま油を一垂らしすれば、立派な一品の完成です!


先人の知恵や生活に思いを巡らし、独自の工夫も凝らしながら栄養たっぷりで美味しい食事を作る。普段の生活から学ぶことで、より力が付きやすくなります。ぜひ試してみてくださいね!