兵庫県神戸キャンパスキャンパスブログ

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大切にしたい言葉 WHY  HOW

先日テレビを見ていた時、出演していた児童心理士の先生が「親は子どもに対して、『何故 ~なんだ?』というWHYの一言を使わないほうがいい」とおっしゃっていました。子どもは特に「何故ですか?」と言われると、自分が間違っていると思って、萎縮してしまうからだそうです。 皆さんの周りで「なぜそんなものを買ったの?」「どうしてそんなことができないの?」「なんでもっと早く準備できないの?」といった言葉を聞いたことはありませんか? また、あなた自身が言われた経験はありませんか? その時あなたは、どんなことを感じましたか?

「なぜ?」と言われた子どもは、自分が責められているように感じてしまいます。 また反対に、子どもから「なんでダメなの?」と言われたら、親は、子どもが抵抗しているように、歯向かっているように感じられることもあります。

そこで、先ほどの先生は、WHYの代わりにHOWを使おうと提案しています。 暑くてマスクを嫌がる子どもに「なんでマスクしないの?」ではなく「どういう方法が効果的だと思う?」「どうやってウイルスから身を守るの?」など、「HOW」の声かけのほうがずっと効果があると提案されていました。

ただ、最後に「何故という言葉は、自分に対して使うと良い効果もある」と話していました。 「なぜ自分は、そんなことをしているのか?」「なぜ働くのか?」と自問すると、自分のやり方を見直し、視点を変えるきっかけになるそうです。

自分が普段使っている言葉や思考のクセを修正するのは簡単ではないけれど、WHYの代わりにHOWを使うというのは、人間関係を潤滑にするために大切にしたい言葉だと感じます。

あなたはどのように感じましたか? 友だちや家族の中で大切にしている言葉があれば是非教えてください。KTCおおぞら高等学院 神戸キャンパスで待っています。