福島県郡山キャンパスキャンパスブログ

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こんにちは。
KTCおおぞら高等学院 郡山キャンパスです。
いつも、ブログを見てくださりありがとうございます。

最近すっかり冬らしくなってきました。寒いとなかなか行動し始めるのもおっくうになりがちです。「布団から出たくない」「こたつから出たくない」。そんな言葉も耳にします。とても共感します。
でも、布団の中でもこたつから出なくてもできること。携帯やテレビをだらだら見ることのほかにもあります。
......そう! 読書です♪

布団の中、こたつでも、一人でも、いつでも自由に読むことができます。そう考えると、読書はとても自由度の高いものですね★
これまでもおすすめの本をご紹介してきましたが、今回も<この冬に読みたい! あったかいお話>をご紹介したいと思います。

まず1冊目は、灰谷健次郎さんの『兎の眼』です。

ある小学校に赴任した若い女性教師が主人公で、教師と児童たちとの成長する姿を描いた作品です。いろいろなおもしろい小学生が登場して、「いるいるこういう人」とか「こんな人が近くにいたらおもしろいな」と客観的に読める部分と、自分と重なる人が出てきたり、共感しやすく魅力的な登場人物が多いです。読んだ後のほっこりする感じがとても印象的な名作です。

コロナ禍な今だからこそ、こんな日常が戻ってきてほしいと思える作品です。その意味で今読んでほしいです。

2冊目は、ドリアン助川さんの『あん』です。
これは映画化もされている作品なので映画で見るのもおすすめです。しかし、個人的にはやはり小説で読んでほしい作品です。どら焼き屋さんの求人を見てやってきたおばあさんが主人公です。この女性が「あん」づくりを通して送った生涯を知っていく中で、実際に日本であった差別問題を真正面から、自分ごととして考えさせられる小説です。

考えることも多く重々しくなりそうなところを、軽快な筆致のおかげでさらりと読めます。あまり重く考えず、一緒に受け止められるようになり、読んだ後の心の温まり方、余韻がある作品です。本当におすすめです。

最後、3冊目は、谷川俊太郎さんの『みんなの谷川俊太郎詩集』です。

最後は、小説ではなく詩がたくさん載っている詩集になります。
谷川俊太郎さんといえば、スヌーピーの翻訳として有名です。教科書に載っている人という認識の人もいるかもしれません。
数多くの詩を残していて、たくさんの感情を呼び起こさせてくれます。
詩の良いところはすぐに読み切れるところと、短い表現の中に感動が詰まっているので、読んだあとの自分への影響力は、もしかすると小説以上に感じられる人もいるのではないかと思います。私は、個人的に谷川さんの詩は「すごく好き!」と思うものが読むたびに変わることがおもしろくて好きです。それくらい素敵な詩が多いというのもあるし、自分の心情の変化を読むことを通して知ることができるのが魅力的だと思います。
詩に触れてあったかくなるのもおすすめです。

このブログを見ている高校生、中学生の皆さん。
皆さんもいろいろな本を読んで、まだ出会っていない自分の「好きなこと」を探してみましょう!

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