福島県郡山キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.12.17 子ども・福祉コースの挑戦。「おおぞら杯」昨年の悔しさを乗り越えて。

先日、子ども・福祉コースはおおぞら杯の予選会に出場しました。

子ども・福祉コースのおおぞら杯は、紙芝居の読み聞かせで審査が行われます。その紙芝居のテーマは、「食べ物・生き物」です。保育の分野と福祉の分野を学んでいる生徒たちは、これらの分野も含めたお話を考えました。幼稚園児と近所のおじいちゃんの心温まる「ほっこり」する物語。生徒たちの穏やかな様子がお話からも伝わってくる内容にしました。紙芝居が完成すると読み聞かせの練習。生徒たちが最も苦手とする「声の感情表現」。この部分を克服するため、これまでにたくさんの絵本の読み聞かせをしてきました。

実は、子ども・福祉コースのメンバーはおおぞら杯に並々ならぬ思いを持っていました。

昨年出場したおおぞら杯での結果は、生徒たちにとって、とても悔しい結果となりました。予選は通過できたのですが、その先の決勝大会では順位が付きませんでした。他のチームの表彰で健闘の拍手を送るあの日の悔しさ、初出場で、予選を突破していたからこその落胆は大きかったようです。
しかし、その雪辱こそが、生徒たちを生まれ変わらせる決定的な転機となりました。
「来年は必ず、グランプリをとる！」
入賞を逃した事実を真正面から受け止めた生徒たちは、今年のおおぞら杯に臨みました。



そして、予選会当日。予選会前にキャンパス近くにある神社へ向かい、「まずは、予選会突破。そして、私たちの込めた温かい想いが、聞き手の心に深く届きますように」と固く決意しました。
いよいよ本番。見事なチームワークを発揮し、物語の温かい雰囲気を聞き手に届けました。
気になる予選会の結果発表は、来年1月。生徒たちの思いが実を結ぶことを願っています。

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