福島県郡山キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.12.18 「好き」を未来へ。おおぞら高校でなりたい大人を目指す2人のストーリー。

みなさんこんにちは。おおぞら高校郡山キャンパスです。

おおぞら高校が大切にしているステップ、それは『「好き」を増やし、つなげ、カタチにする』こと。これが、「なりたい大人」になるための道しるべです。

今日は、まさにそのステップを一歩ずつ力強く歩んでいる、素敵な2年次生を2人ご紹介します。

キッチンから広がる夢：Tくんの挑戦
一人目は、将来「料理人」になることを目指しているTくんです。 彼が料理に目覚めたのは幼い頃。テレビ番組がきっかけで興味を持ち、今ではなんと、毎晩家族の夕食を担当しています。

「とにかく自分がやっていて楽しいから」

そう語るTくんのレパートリーは本格的で、最近では味の染みたおでんや、家庭的な肉じゃがも食卓に並びました。 以前は「Tの料理いいね！」と感想を伝えてくれていた家族も、今では彼がキッチンに立つことが当たり前の日常になり、言葉での感想は少なくなったそうです。でもそれは、彼の料理が家族の生活に欠かせないものとして定着した証拠でもあります。

そんな彼が「料理人になる」と進路を宣言したとき、ご両親は揃ってうれし涙を流して喜んでくれたそうです。その涙はきっと、彼のこれまでの積み重ねを見てきたからこその感動でしょう。現在は調理の専門学校への進学を目指し、日々その腕を磨いています。

小さな戦士への情熱：Sくんの眼差し
もう一人は、カブトムシの魅力にとりつかれているSくんです。 彼の「好き」の解像度は驚くほど高く、特に日本のカブトムシの戦闘スタイルに美学を感じています。

「防御力は弱いが、その分機動力を活かし、一発の攻撃で相手を倒す攻撃力がすごい」

そう熱く語るSくんの視点は、ただの昆虫好きを超えた、研究者のような鋭さがあります。 彼の夢は、カブトムシやクワガタに関する仕事に就くこと。その専門的な知識と情熱を仕事にするため、ブリーダー専攻がある専門学校への進学を目指しています。「好き」を突き詰めた先にある、彼だけのオンリーワンの道です。

「好き」は最強の原動力

家族のために包丁を握るTくんと、小さな命の輝きを見つめるSくん。 分野は全く違いますが、二人とも自分の「好き」にとてもまっすぐです。

「好き」という気持ちは、夢を叶えるための最強のエンジンです。

おおぞら高校は、これからも自分の「好き」を信じて、なりたい大人へと進んでいく彼らを全力で応援していきます。

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