福島県郡山キャンパスキャンパスブログ ブログ 2026.08.21 音を重ね、教え合う時間。学院祭に向けた新曲練習風景!
https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=1111/reserve/?kubun=3&event=002&campus=11夏も終わりに近づきましたが、まだまだ教室を出ると暑さを感じる季節、スタジオでは今日も、その暑さに負けないくらい賑やかな音が響いています。
さて、今キャンパスで熱く盛り上がっているイベントがあります。それは、生徒がそれぞれの思いや日ごろの成果を表現する郡山キャンパスの学院祭です! 現在、ステージ発表に向けて、バンドのメンバーが本番で披露する曲の完成を目指して日々練習に励んでいます。
スタジオのドアをそっと開けると、アンプから響くズッシリとした低音とキレのあるエレキギターの音が部屋いっぱいに広がっていました。
今回のバンドは、ギター3人、ベース3人、ドラム1人、ボーカル1人という、総勢8人のダイナミックな編成です!
中でもギターの3人が挑戦しているのは、一般的なコード演奏ではなく、二つの音だけを厳選して組み合わせ、力強くリズムを刻む和音スタイル。音がシンプルだからこそ、鳴らすタイミングの精度や余計な弦の音を抑える繊細なコントロールが必要で、8人全員の音をピタッと合わせるのは一筋縄ではいきません。
今年エレキギターを始めたばかりの1年次生は「二つの弦を同時に綺麗に鳴らすが難しい」「どうしても違う弦に指が当たっちゃう」と、真剣な表情で自分の手元をじっと見つめていました。
そんな姿を見て、自分のギターを抱えてすっと隣に腰かけたのは先輩です。
「大丈夫、私も最初は余計な音が混ざっちゃって。抑える2本の指以外は、力を抜いて抑えすぎないのがコツなんだ」
そう言って先輩が手元を見せながらフォームや指の角度をやさしくレクチャー。
後輩がアドバイス通りに姿勢を整え、ピックを振りぬくとズバッ! と真のある気持ちのいい音がアンプから弾けました。
「今の音、すごくクリア! 手首の使い方がすごくよくなったね!」
「本当ですか!」
先輩からの具体的なアドバイスでコツをつかんだ1年次生の顔に、パッと明るい笑顔が広がります。
練習を重ねる中で見えてきたのは、一方的に教えるだけではない、素敵な「教え合い」の光景です。
最初は先輩に教わるばかりだった後輩も、練習を重ねるうちに弾けるフレーズが増え「先輩、今のテンポの切り替わりのところ、どうやって右手を振っていますか?」と積極的に質問したり「今のベースのピッキング、すごくリズムがとりやすかったです!」と仲間の演奏の良かったところを素直に伝えたりするようになっていきました。
先輩も「その目のつけどころいいね!」「もっと綺麗な音を出すにはね」と、自分の知識やコツを惜しみなく言葉にして伝えます。
誰かの上手くなりたいという思いに全力で応え、失敗したときは「今の角度、もう一度試してみよう!」とお互いに手元を確認し合う。
そこには年齢の上下関係なく「みんなでいい演奏を作りたい」という共通の思いでつながった温かい空間がありました。
一人では壁にぶつかりそうな難しい新曲の練習も、仲間と技術を教え合い、高め合える環境があるからこそ、少しずつ「演奏する手ごたえと自信」へと変わっていくようです。今日もスタジオには、お互いをリスペクトし合う優しい言葉と、日に日にまとまりと力強さを増していく8人の音が響き渡っています。