熊本県熊本キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=4949/reserve/?kubun=3&event=002&campus=49
スクーリング参加生徒
KTCおおぞら高等学院は通信制の屋久島おおぞら高等学校のサポート校です。
生徒は通常サポート校で授業を受けますが、年に一度スクーリングで屋久島おおぞら高等学校へ授業を受けに行きます。全国に42キャンパスあるKTCおおぞら高等学院の生徒が屋久島へ集まるので、初めて出会う自分とは異なる地域の生徒との関わりに、はじめは戸惑いを感じる生徒も多くいます。ただ、その戸惑いはやがて関わることができた喜びや楽しさに変わります。
屋久島スクーリングは、ホリスティック教育という理念のもとに実施されています。人はあらゆるものとつながり、そのつながりを確認することで物事の全体をとらえていこうという考え方です。
自分が自然とつながり、人とつながっていることを生徒に感じてほしいので、屋久島という非日常の空間であえて初めての出会いを経験してもらうようにプログラムが組まれています。
年間を通して約60回開催されるスクーリングに、熊本キャンパスからは毎回4名程度が参加をします。夏に参加する生徒もいれば冬に参加する生徒もいます。今回は、男子3名が参加をしました。
この生徒たちは、熊本キャンパスのなかでもお互いに面識がなかった3人でした。屋久島へ出発の日、熊本駅で集合した3人は、お互いに遠慮をしながら、ぎこちない雰囲気で新幹線に乗り込んでいきました。
スクーリングへの出発の見送りをするとき、生徒の間には毎回不安と緊張が入り混じった空気が流れています。それでも大丈夫だよと背中を押して見送ることができるのは、スクーリングから帰ってきた生徒たちの表情が出発のときの表情とあまりに異なるのを見てきているからです。
この3人が、4泊5日のスクーリングを終えて熊本駅に帰ってきたとき、やはりいつもの光景が待っていました。意気揚々と新幹線を降り、博多へ向かう新幹線へ名残惜しそうに別れの視線を送る様子です。見送る新幹線には、同じスクーリングで知り合った違う地域のKTCおおぞら高等学院の生徒たちが自分たちの家路へ向けて引き続き乗車しているのです。その様子を見ると、スクーリングで生徒同士がしっかり関わってきたのだと感じます。
そして、面識のなかった3人の距離は、5日間でこんなにも近くなるものかと感じるほど近くなっていました。
3人の満足げな表情を見て、屋久島スクーリングで学ぶことの大きさを改めて実感しました。

KTCおおぞら高等学院は、なりたい大人になるための学校です。通信制高校のサポート校である利点を生かし、屋久島おおぞら高等学校と協力しながら、生きる力を育むプログラムをご用意しています。

見学・説明会は、随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。