岡山県倉敷キャンパスキャンパスブログ ブログ 2022.12.13 【みらいの架け橋レッスン®】食育から学ぶこととは？　～かぶの収穫祭～

こんにちは。倉敷美観地区のすぐそばにある、おおぞら高校 倉敷キャンパスです。
今年度から開講したみらいの架け橋レッスン®の「家庭菜園」。前期は"小さなひまわり"を育て、見事なひまわりが咲きました。
後期は生徒から「食物を育てたい！」という声を聞き、何にするか話し合いをしました。最初はにんじんや大根、じゃがいもなど育ててみたいものがたくさんあり、プランターで育てられるものを話し合った結果、「小かぶ」に決定！ 毎日の水やりや日々の小かぶの成長過程を観察し、いつ収穫できるのか。その日を待ちわびていました。

家庭菜園は食材が作られる過程を学ぶことができます。普段はスーパーで何気なく見ている野菜でも、どうやって育っているのか、その過程を見ることができるのは大人や子どもを問わず、楽しい勉強になります。たくさんの農薬を使うこともなく育てられた野菜は体にも優しく、自分が育て上げた喜びもあります。収穫する喜びや収穫した野菜を食べる喜びを体験できる「究極の食育」といえるのではないでしょうか。

今回の小かぶは無事に成長することができました。しかし家庭菜園は、残念ながら失敗がつきもの。やっと実がついたと思ったら、虫に食べられてしまったり、はたまた実がなかなかつかないといったトラブルはよくあることです。このような失敗は、学ぶチャンスにもなります。なぜ失敗したのかの原因と改善策を一緒に考えることで、失敗から学ぶ力が身につけてほしいです。また観察力や自主性を身に着け"食への感謝の気持ち"を忘れずに日々の食事を楽しんでほしいと思います。