京都府京都キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは! 京都キャンパスです。
今日は先日行われた子ども・福祉コース体験授業の様子をご紹介します。
みなさんはこれまでに車いすを押したこと、または乗ったことはありますか?
そして、高齢者の身体になったことはありますか?
いったい何の話をしているのだろう... と思われたかもしれません。

今回の体験授業では、京都市社会福祉サービス協会から福祉業界の講師をお招きして「車いす体験&高齢者疑似体験」を行いました!
ます最初に「みんなはどんな人にならお手伝いしてほしい?」と聞かれた生徒たち。「優しい人!」「ずっと笑顔の人!」「穏やかな人!」みんなそれぞれに意見を言います。そして、「じゃあ逆にどんな人にはお手伝いしてほしくない?」と聞かれると「すぐ怒る人!」「雑な人!」「ふざけている人!」これもいろんな意見を言ってくれました。
そして講師の「じゃあみんながお手伝いしてほしいなって思ってもらえるような人になりきって授業を受けてみてくださいね」という言葉で体験授業はスタートしました。

車いすに初めて触れる生徒たち。押すことはもちろん、乗ることも初めての生徒が多かったですが、一生懸命に理解し動かそうとしていました。
車いすに乗ってみると初めて抱く感情がありました。
それは...「意外と不安」。
「乗っているだけだから楽でしょう」と思っていても、実際に乗っていると「次はどっちに曲がるのだろう」「え、急に止まるの!?」、戸惑いの感情がたくさん出てきました。
だからこそ、自分が押す側になったときは、ある動作を行う前には必ず「右に曲がりますね」「段差があるので傾きますね」などと「声かけ」をすることが大事だと学びました!
高齢者疑似体験では、身体のあちこちに器具を付け、手足の関節が曲がらなくなったり、腰が曲がったり、耳が聞こえにくくなることを体験しました。
「こんなに動きにくいの!?」「何も聞こえないのだけど!」「これは小さな段差でも躓くよね...」などたくさんの発見が参加生徒あちから聞くことができました。
参加した生徒たちからは「参加してみて高齢者の身体が体験できて良かった」「優しさを形にするには知識がいると思った」など様々な想いを抱くことができたようです。彼らの今後が楽しみです!
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