京都府京都キャンパスキャンパスブログ

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子ども・福祉コース! 実習ボランティア奮闘記
今年度の子ども・福祉コースは、保育園と放課後等デイサービスで実習ボランティアを行っています。
保育園は小学校入学前の乳幼児、放課後等デイサービスは障害のある小学生から高校生(6歳から18歳)を対象とした児童福祉施設です。
実習ボランティアでは、まず実習前に目標を考えています。
そして、実習終わりには実習の内容・気づき・反省点の記録を書き、次回の実習目標を考え、その日の振り返りをします。
最後にコーチがコメントを書きます。

それでは保育園と放課後等デイサービスの実習目標にまつわるエピソードをご紹介します!

Aさんの保育園・実習ボランティア
これまでに以下の目標を考えました。
1回目 子どもと全力で遊ぶ
2回目 子どもの名前を覚える
3回目 子どもを「すごいね」と感情をこめて褒めてあげる
Aさんは1回目と2回目は目標を達成することができました。
しかし、いまは3回目の目標である「子どもを『すごいね』と感情をこめて褒めてあげる」を達成するために奮闘中です。
Aさんは身近に小さい子どもがいないため、保育園の実習ボランティアでは物心がついてから初めて小さい子どもと遊ぶ経験をしました。
遊びのなかで子どもほめてあげる場面があるのですが、おおげさな演技をすることが恥ずかしく、褒めてあげるときに感情がこもらず、棒読みになってしまいます。
いまは子どもに笑顔で感情を込めて「すごいね」を言うことができるために頑張っています!

Bさんの放課後等デイサービス・実習ボランティア
これまでに以下の目標を考えました。
1回目 子どもに自分から遊びを提案する
2回目 子どもに自分から声をかける
3回目 自分から気がついて動けるようにする
Bさんは恥ずかしがり屋で人前に出るのは苦手なタイプです。
初めての放課後等デイサービスの実習ボランティアでは、他の生徒より一歩後ろにいる場面が多く、子どもに自分から声をかけることにも奮闘していました。
そのため、1回目の目標である「子どもに自分から遊びを提案する」は達成することはできませんでした。
そこで、子どもに遊びを提案する前に、子どもに自分から声をかけることにチャレンジしてみることにしました。
すると、次回の実習ボランティアでは自分から声をかけることができ、目標を達成することができました。

子ども・福祉コースの生徒は、実習ボランティアの目標を通して、自分の成長を実感することができています。
これからの実習ボランティアでの活躍も楽しみです。
最近では実習ボランティアに行くと、生徒が来るのを楽しみにしてくれている子どももいます。
実習ボランティアでは子どもなどと実際に接することにより、必要な技術や知識を身につけることができます。
子ども・福祉コースで誰かの役に立つことができる学びをしてみませんか?

京都キャンパスでは平日も土曜日も個別相談や授業見学を行っていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

※キャンパスでの授業やイベントでは、アルコール消毒や検温・換気など感染対策を徹底して実施いたします。