新潟県新潟キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは。今回は新潟キャンパスで定期的に行っている「ボランティア活動」についてご紹介します。先日も、新潟市内のツクイ関屋グループホームさんにうかがわせていただき、レクリエーションの時間を使って利用者の方とものづくりを楽しみました。今回は1年次生4名と3年次生3名(ボランティア参加を希望した生徒たちです)で訪問し、「ポンポン」の作り方を利用者の方に丁寧に教えるところから、一緒に作品を作っていきました。事前に新潟キャンパスの「みらいの架け橋レッスン®」で練習した成果もあり、教え方もスムーズでご利用者の方たちも大変喜んでいらっしゃいました。

ボランティアポンポン生徒たちの多くが普段は「何かをしてもらう」立場だと思いますが、ボランティア活動のなかで「誰かのために何かをしてあげる」立場になったことは様々な気付きのきっかけになったようです。「ありがとう」という言葉は私たちにとって何物にも代えがたいエネルギーを与えてくれますよね。ですからボランティア活動というのは「してあげる人」と「してもらう人」という非対称な関係ではなく、お互いが何かをもらっているという感覚になれるのだと思います。近年の中学生、高校生の多くが「自分は人と接するのが苦手」という感覚をもっていますが、コミュニケーション能力というのは話のうまさではなくて、「相手をよく見て、わかろうとする」努力そのものなのかなと感じました。ツクイの職員の皆様からも「入り口に入るときも靴をしっかりとそろえたり、利用者にも優しく話してくれたり本当にしっかりしていますね。」と褒めていただきましたが、普段とは違う環境のなかで生徒たちも何かのスイッチが入ったのかな...(笑)。でも、点数では評価できない部分がはじめてあった人に褒められるということは、生徒たちにとっても大きな自信になります。「あぁ、自分は大丈夫なんだな」という感覚が積み重なると、将来の進路とか、受験勉強とか将来のために瞬間的には頑張らなくてはならないことが頑張れるのでしょうね。ボランティア活動後に生徒たちに感想文を書いてもらいましたが、以下少し抜粋します。

「(利用者の方々は)幅広い個性があったり、身体の不自由さがあったりしたので、一人ひとり教え方を変えたり、声のトーンを変えないと伝わらないことがあると実感しました(3年次生)」「・・・ほかのボランティアにも挑戦しようと思った(1年次生)」「・・・介護や福祉などの仕事に興味がもてたのでとてもいい経験になった(1年次生)」

全員に共通していたのが、「利用者と接してみてとても楽しかった!」ということです。将来仕事をしていく中で「楽しさ」ってとても大切ですよね。こういう経験を積み重ねていく中で自分なりの「なりたい大人」を見つけていきましょう。KTCおおぞら高等学院ではこういったボランティア活動のほか、「なりたい大人になるための」プログラムがたくさんあります。「今は自信があまりないけれど、できればこうしたい」と思っている中学生、高校生の方は一度見学や相談に来てみませんか?

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