愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2929/reserve/?kubun=3&event=002&campus=29

気象庁によると【南海トラフ沿いの大規模地震(M8からM9クラス)は「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70~80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から既に70年以上が経過していることから切迫性の高い状態です】と言われています。

岡崎キャンパスでは、年2回の避難訓練を実施していますが、より深く「防災」について学ぶために、2週にわたって「防災特別授業」を実施しました。

1週目は、岡崎市役所の防災展示コーナーにお伺いし、岡崎市役所防災課の職員の方から「生活の中に防災を」テーマに、自宅でできる備えを中心に教えていただきました。

最初に「活断層型地震(平成28年熊本地震など)」「海溝型地震(東日本大震災など)」の、揺れ方の違いを資料映像で学びました。その後、「ヘッドマウントディスプレイ」で、地震が発生した際のリビングやオフィスなどの室内空間を、3Dメガネをかけることにより疑似的な体験や、「家具の耐震化」に関する実験具で、家具を固定する必要性を学びました。 ヘッドマンウントディスプレイで想定される南海トラフ地震の揺れを体験しました「ヘッドマンウントディスプレイ」で想定される「南海トラフ地震」の揺れを体験しました。

2週目は、岡崎市中消防署にお伺いし、起震車に乗車し「震度7」の強い地震の揺れを体験しました。その後、消防署の職員の方から「防災講話」をしていただきました。 起震車に乗車し震度7の強い地震の揺れを体験しました生徒からは「想像していたものより、揺れが大きくて驚いた。」「家に帰ったら、家具の固定化について家族と相談します。」などの声が聞かれました。

この2週間で、生徒の防災意識は高まったようです。

岡崎キャンパスでは、机の上の勉強だけではなく、生徒が社会で生き抜く力を育むための学習にも力を入れています。