愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ

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みごとに花の色が変わりました!

こんにちは、岡崎キャンパスの鈴木です。日に日に寒くなりつつありますが、引き続きうがい・手洗いの励行とマスク着用で今年の冬を元気に乗り切りましょう。

今月度、岡崎キャンパスの中学生サポートコース「くれしぇんど」では、約半年ぶりに理科実験を行いました。前回は「カラフルな人工イクラ作り」に挑戦し、赤・緑・黄色のイクラを作り出すことに成功。そして今回は謎解き理科実験と題して、岡崎キャンパスで起きた難事件に挑みました。

今回の謎解き理科実験では、事件の被害者である中田キャンパス長が残した紙製の3本の花と「いつも飲んでいる あお みどり」という謎のメッセージの意味を考えながら、事件の真相を暴くというもの。中学生たちは少なすぎるヒントと全員怪しく見える3人の重要参考人たちに苦戦しながらも、一生懸命推理をして事件の解明に全力で取り組んでくれました。

「理由はないけどこの人が怪しい気がする」という直感的な意見もあれば、利害関係を考えた冷静な推理もあって、本当に個性豊かでした。

いろいろと考え、意見を交わした結果「このメッセージの内容は、残された3本の花に、重要参考人たちが【いつも飲んでいる】飲み物をかけると【あお みどり】につながる何かの反応があるということなのでは?」という結論にたどり着き、いざ実践してみると...。何と! 花の色が【あお みどり】のメッセージ通り1本だけ青緑色に変わり、みごと真犯人を暴くことができました。

理科実験そのものは、紫キャベツの色素で染めた花を使って液体の性質(pH)を調べるという簡単なものでしたが、謎解きの要素を加えたことで予想外に盛り上がり、中学生たちの素直さや意見の鋭さ、柔軟性に改めて驚かされました。

今回の理科実験を単なる「理科の授業」として実施していたら、これほどまでには盛り上がらなかったかもしれません。学ぶ楽しさの再発見は「くれしぇんど」の意義の一つです。くれしぇんどの授業を通じて楽しく学びながら、中学生たちがもっともっと充実した時間を過ごせるよう、さらに実施内容を磨いていきたいと思います。