愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.03.26 【新入生登校の様子】グリム童話をもとに裁判員の気持ちになって意見を出し合おう！

こんにちは、岡崎キャンパスの高橋です。今回は、4月から入学する新入生に向けて3月22日（月）～3月26日（金）まで実施している入学前準備講座の様子についてお伝えします。

午前中に数学や国語、理科、社会などの主要科目の授業を行い、午後にはみらいの架け橋レッスン®の授業を行っています。
社会の授業では、なんと...！ あの有名なグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の話をもとにした裁判について考え、生徒たちが裁判員の立場になって意見を出し合いました。ヘンゼルとグレーテルが魔女にしたことは、正当防衛なのか？ それとも強盗殺人なのか？ なぜそう思ったのかなどの理由もそれぞれ一人ずつ自分なりの考えをまとめて発表することができました。正当防衛派からは「魔女は目が悪かったとしても魔法を使ってヘンゼルを（兄）檻に入れることができるのでは？」「魔女は体重が90㎏もあったのだから、肉を食べていないとそんなに太ることはできないはず。食べられそうになったという意見は正しいのでは？」といった意見が出ました。一方、強盗殺人派からは「目が悪いのだから檻に入れられるはずがない」「グレーテル（妹）の力だけで、魔女を釜戸の中に入れるのは不可能では？」というような意見がありました。

生徒によって色々な視点があるので、自分で考えるだけでなく「あ！ 確かにそう言われてみればそうだ！」というように、他の生徒の意見を聞いて気づかされるものもあり、主体的な学びの時間になっていました。

KTCおおぞらでは、入学前の生徒たちに対しての学習サポートも行っています。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。