東京都東京キャンパスキャンパスブログ ブログ 2021.09.13 センスしてエモートする　〜みらいの架け橋レッスン®の取り組みから〜

みなさん、こんにちは。
東京キャンパスの古瀬です。
多くの都道府県で緊急事態宣言延長ということで、キャンパスでもさまざまな工夫が求められています。正しい知識と対策で、みんなで乗り切りたいです。

さて、今回はオンラインみらいの架け橋レッスンの一コマをご紹介します。

私は、音楽のみらいの架け橋レッスンを担当しています。その中で、いつも大切にしていることがあります。それは、「感性へのアプローチを通して、心動く体験をする」ということです。

みなさん、オーケストラの一員になったと想像してみてください。その際...
・指揮者とアイコンタクトを取る
・音程を耳でよく聴く
・仲間と呼吸を合わせる
・会場の空気感を感じ取る
など、合奏には、多くの感覚器官を使っていることに気づくはずです。
これを、Sense(センス=感じる、検知する)と定義しましょう。

そして、これらのセンシングの結果...
・心が安らぐ
・思い出とリンクして泣けてくる
・元気が出てくる
・集中力を高めることができる
など、感情が働く領域へとシフトしていきます。これを、エモート(感情の表出)としましょう。この、感覚器官を使ってセンスしたのち、エモートする経験をたくさん積むことは、音楽科の表現領域にとどまらず、他者の感情に共感したり、直感的に物事を捉えたりする力を養うことになるのです。

音楽の楽しさはもちろんのこと、みらいの架け橋レッスンを通して、他者を思いやることができる心優しい生徒が育つことを願ってやみません。

ＫＴＣおおおぞらでは、オンラインで個別相談を受け付けております。気になった方は、お気軽にお問い合わせください。