東京都立川キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2020/reserve/?kubun=3&event=002&campus=20
卒業式の様子

昨年は、コロナ禍のため行われなかった卒業式。
今年は同日、同時刻に分散開催し、来賓・保護者はオンラインで参列できるように工夫され、全員が卒業式という感動空間を共有することができました
厳かな式典、マイコーチ®からの証書授与。キャンパスでも、家でも参加できる、新しい形の卒業式となりました。

卒業生代表として、みらい学科™ プログラミングコースの大瀧智也くんが述べた答辞を紹介します。


暖かい春の日が降り注ぎ、春の訪れを感じる今日、私たちは卒業の日を迎えました。
お忙しい中、私たちのためにお集まりくださいました皆様、誠にありがとうございます。思い返してみると、この三年間にはたくさんの思い出と成長が詰まっているように感じます。こうして今この場に立たせていただけているのも、コーチの方々が私の成長を感じたからであると思います。

私は中学校一年から学校に行けなくなり、かといって自らどうにかすることもできずに私はただ毎日を漠然と生きていました。(中学)二年からは、適応指導教室に通い始めました。三年になり、いよいよ進路を決めなくてはならなくなった時、一気に不安が襲いかかってきました。今まで自分勝手にやること以外は周りの目を気にしてきた私にとって、自分一人で抱えるには大き過ぎたため、親に、適応指導教室の先生に自分の思いのままを伝え、紹介されたのがKTCおおぞら高等学院です
初めて学校の前に立った時は緊張していましたが、すぐに緊張は解けました。
職員室にいたコーチたちが、誰かもわからない自分に対して挨拶をしてくれたからです。
こうして私はKTCおおぞらに通おうと決めました。

入学した当初は特に心が惹かれる出来事もなく、毎日登校こそするものの午前中の授業が終われば家に帰るという退屈な日々を送っていました。私はこのままでいいのかと危機感を覚え、夏休み前の三者面談でマイコーチの伊藤コーチに相談すると、みらい学科のプログラミングコースを勧められました。正直パソコンやスマホを触ることは好きだけれど、難しそうだなと思いながらもこれがなにか変わるきっかけになればと受講することを決めました。プログラミングコースでは、今まで学校で受けた授業とは違い、正解が一つではありません。周りから全く理解されないようなやりかたでも、習ってないやり方でも、ルールさえ守ってクリアできればそれでいい。自分から問題を認識し、疑問を持ち、学びに行く。それまで気に入らないことに対して感情的になっていたのですが、プログラミングの考え方に触れるうち、論理的な思考力を身に着けて、自分のことを客観視できるようになりました。その中で私は自分のやりたいことが見つかり、セキュリティエンジニアになるために専門学校に行こうと決めることができました。

小林コーチ。マイコーチ®として、私が専門学校のオープンキャンパスや学校見学に行くことをためらっている時、背中を押してくれましたね。そのおかげで進路について真面目に考えるきっかけになったし、自信をもって行動ができました。本当にありがとうございました。

小澤コーチ。人と関わりに行くのが苦手な私に、いつも元気に話しかけてくれましたね。いろんなみらいの架け橋レッスン®に誘ってくれて、そのおかげで今まで話したことなかった人と話すことが何度あったでしょうか。今だから言いますが、とても楽しかったです。

高校を卒業し、この先未来にすすめるのは、両親やコーチ、友だちなどに助けられ、支えられたからに他なりません。私も自らを律して行動できる大人になって、後悔しない道を歩みたいと思います。今まで本当にありがとうございました。


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