東京都立川キャンパスキャンパスブログ ブログ 2025.12.08 〜屋久島での暮らしを形に〜　住環境デザインコース。模型制作に挑戦！

こんにちは。立川キャンパスです。
住環境デザインコースでは、屋久島に家を建てることを想定した模型制作に取り組みました。屋久島は自然が豊かで、気候や地形に特徴のある土地です。まずはその環境を調べ、どんな家なら快適に暮らせるのかを生徒は話し合いながら考えていきました。

今回作った家には、家族が落ち着いて過ごす場所だけでなく、地域の方が立ち寄れる小さな店舗スペースを併設しました。屋久島のあたたかい地域性を感じられるように、誰かが自然と訪れたくなるような雰囲気づくりを意識しています。家族のための場所と、店舗としての場所。この二つが自然につながるよう、生徒は時間をかけて工夫を重ねました。 作業はチームごとに役割を決めて進めました。細かなパーツづくり、配置の調整など、どれも集中力が必要な工程です。途中で悩む場面もありましたが、声をかけ合いながら乗り越えました。
完成が近づくにつれて家の姿が少しずつ形になっていくのがわかり、みんなの表情にも自信と期待感が芽生えていきました。 模型が完成した後は、専門講師の方に見ていただき、家の特徴や工夫した点を発表しました。どうしてこのつくりにしたのか、どんな意図で間取りを決めたのか、一人ひとりが自分の言葉でしっかり伝えていました。これまでの作業を振り返りながら、自分の思いが形になっていることを実感する大切な時間でもありました。

今回の模型制作は、ただ物を作るだけではなく、そこで暮らす人の未来を想像する力が育つ学びでした。住環境デザインコースでは、今後もこうした体験を通して、生徒が自分の感性を広げていけるようサポートしていきます。