神奈川県横浜キャンパスキャンパスブログ

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皆さん、こんにちは。
横浜キャンパスで先日行われた「#なりたい大人」特別授業の様子をお伝えします。
この日、講師として来ていただいたのは「あまたつ~!」の愛称でおなじみ、気象予報士の天達武史さんです。

まずは、気象予報士としてのお仕事についてお聞きしました。
「気象キャスターは、天気予報を一般の方にわかりやすく伝えることが仕事だと思っています。」ということで、よく聞く「夕方から…」というときの夕方とは一体何時から何時なのか。など、テレビを見ている人が興味を持ちやすい豆知識をクイズ形式で披露していただきました。 20181216yokohama2.jpg 次に、『天達さんが気象予報士になるまで』ということで、自分史を語っていただきました。

Q「中高生の頃どんな子どもでしたか?」

A「自分の集中することがあると周りが見えなくなったりするタイプ。マイペースで、高校時代は野球部でしたが、チームワークというのが苦手でした。さらにマイナス思考であがり症、本番に弱い人。進路もなかなか決まらなくて、親には興味があると嘘をついてとりあえず行けるデザインの専門学校に進学しました。」

Q「気象予報士という職業に至るまでの経緯を教えてください。」

A「20代の頃ファミレスでアルバイトをしていました。最初は何もできなくて、でもゲームのように短い時間で早く作るにはどうしたら良いかを考えていると楽しくなってきたんです。10年ぐらい続けていると、天気によって仕入れに影響があったりして、自分で天気予報したほうが当たる!と思って勉強をはじめました。」

その後、20代後半になって初めて『勉強のやり方』をアルバイト先の高校生に教えてもらったり、たまたま人手が足りていない気象予報の現場の仕事に就くことができて、パソコンのタイピングの練習から教わったり、様々な「運」「踏み出す勇気」「少しのキッカケ」を繰り返して『とくダネ!』のオーディションに受かって今があるそうです。 20181216yokohama3.jpg 最後に、今の中高生へのメッセージをお願いしました。

「自分では興味があっても無理かもと思うことだったり、苦手だなできないなと思うことにも一歩前に出てやってみてほしい。若いうちにそれを沢山やってほしい。意外と自分でうまく行ってないと思うことが周りには評価されることが多いなと思うので、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してその先の世界を見てほしいと思います。」

最後の生徒からの質問タイムでは「昔の自分に伝えたいことは?」や「後悔していることは?」などいくつも質問が出てきました。
終了後も生徒達と沢山おはなしをしてくださいました。

「自分だったら、できないとか無理!って思ったらやめちゃうけどなんとか頑張って続けていたというのが凄いなと思った。」
「逃げちゃダメだなって気持ちになりました。」

など、生徒達も自分なりに何かを感じてくれたようです。

今後も「#なりたい大人」特別授業をお楽しみに!!