おおぞらからのお知らせ

2021年4月9日、KTCおおぞら高等学院 東京都区内合同入学式を挙行いたしました。新型コロナウイルスの影響により昨年度は入学式を見送っておりましたが、本年度は感染症対策を徹底し執り行う運びとなりました。

入学式には東京キャンパスと東京秋葉原キャンパスの新入生と保護者様が参加。
式辞は2021年4月1日より屋久島おおぞら高等学校の校長に就任された茂木健一郎氏よりいただきました。校長に就任された茂木健一郎氏校長に就任された茂木健一郎氏人工知能が進化していくなかで人間の役割はどうなるのか。どのような未来になるのか。大切なことは一人ひとりの「個性」だということを脳科学者の立場からお話しされました。現代文明を一番理解しているのは生徒自身、すなわち大人は子どもたちに教えてもらわなければいけない、ということです。これからの文明のなかで大切なことが個性であり、その個性を伸ばすことが大切、そのために必要な学びがこれからスタートします。

そして、最も大切なことは「仲間をつくること」。屋久島スクーリングでの体験ではチームワークを学びます。今の世の中にある全ての仕事はチームワークで成り立っています。だからこそ、自分と共通点がある友だちだけでなく、自分と違うところをもっている友だちをつくりチームワークの素晴らしさを知ってほしい。
高校を卒業した後も胸を張って屋久島おおぞら高等学校の生徒だったと思ってほしいと語られました。

「ここから君たちが、一日一日を自分の個性をはぐくんで仲間たちと響き合い、学んでいき、目を輝かせて熱中し、自分の生きたい道に行ってくれることが親御さんにとって一番嬉しいことです。是非この三年間を楽しくワクワクした学びをし、自分の個性を見つけて仲間たちと響き合う三年間にしてください。校長としてお手伝いします。」

開式直後は少々緊張気味の新入生でしたが校長のお話に真剣に耳を傾けている姿が印象的でした。

式の終了後、茂木校長と新入生・保護者で記念撮影を行いました式の終了後、茂木校長と新入生・保護者で記念撮影を行いました。