おおぞらからのお知らせ

KTCおおぞら高等学院では「社会の架け橋プログラム®」というなりたい大人を見つけ、やりたいことや好きなことに近づくためのキャリア教育プログラムを行っています。特別講師の檜山晃氏"特別講師:檜山 晃氏 (ひやまっち/ダイアログ・イン・ザ・ダーク ダイバーシティラボ首席研究員)
1980年東京都生まれ。筑波技術短期大学(現在の筑波技術大学)卒業。ダイアログ・イン・ザ・ダークに2002年からアテンドスタッフとして活躍し、1万人もの参加者を暗闇への案内。趣味はスポーツ観戦、とくにラグビーと野球(阪神ファン)と映画鑑賞。「横浜トリエンナーレ2014」や、Rhizomatiks Researchとアンリアレイジの協働により生まれた空間を知覚する服「ECHO」開発、コロナ禍においてはダイアログ・イン・ザ・ダーク初のこども向けオンライン企画に携わる。

▶さまざまな分野で活躍する方々の「生き方」「やりがい」を ヒントにあなたのなりたい大人像を見つけよう

今回の授業では、ダイアログインザダーク(視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した"純度100%の暗闇"の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメント)でアテンドをしている檜山 晃さんをお招きしました。生まれたときから目が見えない檜山さんから、五感をすべて使って「みる」ことについてのお話を伺い、自分たちにとっての「みる」を改めて考える時間としました。

▶"見えないものを見る"のは大切だと思いました。

授業では、目をつぶって檜山さんと同じ状況を体験したり、グループにわかれてそれぞれのキャンパスについて視覚を除いた「四感」で紹介するワークを行いました。
参加した生徒からは...
・新しい発見や価値観に触れられてよかった
・足音とかで感情がわかるって聞いてすごいと思いました
・もっと視覚情報以外にも感覚を向けて生活をしてみようかなと思いました
・今日の講話を聞いて、たくさんの話のなかで人は一人ではなく支え合うことが大切だなと思いました
など、様々な感想が出ており「みる」を通して新しい気づきにつながる時間となりました。