神奈川県厚木キャンパスキャンパスブログ

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笑顔の女性教諭
はじめまして、こんにちは。四月から厚木キャンパスのコーチになりました、奥村七海(なみ)と申します。「自己紹介のブログを書いてね」とお願いされたのですが、何を書こうか悩んでしまうので、国語のお話をしようと思います。

夏目漱石『野分』には、文学者の「白井道也」という人物が出てきます。彼は作品の中で「文学とは人間が生きることそのもの」と言いました。これは、私がとても好きな台詞です。文学というと、「走れメロス」「少年の日の思い出」「羅生門」「こころ」「山月記」......いわゆる文学作品を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ところが、「文学」という言葉には、「文字で書かれたもの」という意味があります。そういった意味では、国語はまさに人間が「どのように生きるか」「どのように感じるか」「どのように考えるか」というサンプルの宝庫です。

担当している「現代文B」「現代の国語」では、「みんなならどうする?」という問いを中心に、生徒のみんなから意見・考えを聞かせてもらっています。自分以外の人間が「どのように考えるか」を間接的に経験することで、今後の人生における糧としていってほしいです。 きっと皆さんそれぞれが抱えている、様々な感情があるかと思います。だからこそ、考え抜き、悩み、言葉にすることを楽しみましょう!そして、その道程に、国語という教科によって寄り添いたいと思います。 おおぞら高校厚木キャンパスで、国語の教科書といっしょにお待ちしております♪