静岡県浜松キャンパスキャンパスブログ

https://www.ktc-school.com/reserve/?kubun=2&event=001&campus=2828/reserve/?kubun=3&event=002&campus=28
教育活動の報告会の様子

先日浜松キャンパスでは、生徒・保護者を対象に、今年度一年間のキャンパスでの教育活動を振り返り、成果をお伝えする「活動報告会」を行いました。

KTCは今年度、学校名を「KTCおおぞら高等学院」に変更し、新たな学科・コースや授業・イベントを導入・実施しました。例えば、今年1月から開設された「みらい学科 プログラミングコース」では、IT時代を見据え、ロボット操作のプログラム作成やITパスポート等の資格試験対策に取り組んでいます。今回の報告会では、コースの学習内容を紹介するのと同時に、実際にパソコンを使用して、プログラミングの体験会を行いました。新たにプログラミングコースに興味を持ち、入会を検討するご家庭もありました。4月入学の新入生も含め、多数の生徒が今後入会予定です。

また、来月開設予定の「みらい学科 子ども・福祉コース」では、保育・福祉施設での実習や、専門学校等の外部講師の授業を通じて、実践的・専門的に保育・福祉の知識・技能を習得するカリキュラムを組んでいます。こちらも多くの生徒・保護者が説明を聞く姿があり、関心の高さがうかがえました。

活動報告では、従来行っているアクティブ・ラーニング(AL)授業や海外体験やボランティアなど、年間を通しての取り組みをお伝えするのと同時に、2~3月に実施した「オリジナル授業」の報告も行いました。
今年度のオリジナル授業では、12月の保護者会で保護者の皆様からいただいた「こんな授業をしてほしい」というご意見を最大限に反映した授業を展開しました。企業博物館、防災施設や市議会等を訪れた社会科見学、保育園・ペットショップ・町工場・ライブハウス等、地元の企業での職業体験・見学、専門学校の協力を得て実施した実習授業といった、教科の枠を超える体験型の授業を実施しています。
一方で、KTCのコーチによる校内の授業では、基礎(中学校の復習)から応用(受験対策)まで幅広いレベルの内容を扱う教科授業や、パソコン検定・秘書検定等の検定対策に特化した授業を展開しました。キャンパス全体のイベントとしては、スポーツを中心としたレクリエーション大会や、愛知県の犬山城とリトルワールドを訪れる遠足も実施しています。
オリジナル授業期間中は、生徒たちは自分の興味関心や得意不得意、進路志望に合わせて、授業を選択し出席できます。授業を通じて、自分の「好きなこと」をより深めた生徒や、自分の新たな得意分野を見出した生徒がいました。また、授業に学年の枠はなく、グループでのコミュニケーションや共同作業も多いため、先輩後輩のつながりや新たな友人関係が生まれるきっかけができました。

今年度も、保護者の皆様や地域の方々のご協力ご支援のもと、様々な新しい取り組みを行うことができました。KTCはこれからも、良いものは残しつつ、時代の変化に対応しながら進化し続けていきます。