静岡県浜松キャンパスキャンパスブログ

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くらしまかなこ先生の授業

こんにちは、KTCおおぞら高等学院浜松キャンパスです。
今回は、先日行われた特別講師による性教育授業の様子をお伝えします。

講師を務めて下さったのは、くらしまかなこ先生です。
児童養護施設で保育士として働きながら、性教育普及のため全国各地で講演を行っています。
キャッチフレーズは、「とにかく明るい性教育」。
親しみやすい口調で、生徒たちに語りかけてくれました。
授業の中では、トランプ式の「性教育カード」を使って、ゲーム感覚で性に関する知識を覚えるグループワークも行われ、生徒たちは笑顔で盛り上がりながら取り組んでいました。

しかし、和やかな雰囲気の中で、先生が生徒たちに伝えたのは、日本が「性教育後進国」である、という厳しい現実でした。
他の先進国と比べ、性に関する正しい知識が青少年に普及しておらず、その結果、望まない妊娠により、一日に50人もの10代女性が中絶を行っているという事実があるのです。
「1月1日に性交して妊娠した場合、産むか産まないかの決断は、5月21日頃までに下さなければならない」
「『安全日だからコンドームを付けなくても大丈夫』というのは間違い!」
「感染症や妊娠を両方防げるのはコンドームだけ」
など、初めて知る情報も多く、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

子どもを産み 育てることの責任や、命の大切さについて深く考えるきっかけになったことと思います。
なお、この授業の記事が、6/18(火)の中日新聞に掲載されています。宜しければご参照ください。
中日新聞の記事はこちら↓