埼玉県春日部キャンパスキャンパスブログ

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みなさん、こんにちは! 今年も新米の季節がやってきました。最近は低糖質ダイエットやケトジェニックダイエットなどが流行り、炭水化物は悪者扱いされることが多いですが、日本人としてはやはり美味しいお米が食べられると幸せですよね。
ところで、みなさんは"新米"とは収穫してからどれくらいまでのお米を指す言葉かご存じですか? なんとなく、収穫したてで新しいというイメージしか湧かない方が多いのではないでしょうか。
"新米"とは、JAS法で「収穫した年の12月31日までに精米され包装されたもの」と定められています。つまり、収穫したその年のうちだけ、"新米"と呼ぶことができるんです。収穫から何日~ではなく、年の切り替わりで呼び名が変わるとは、節目で区切るのが大好きな日本らしい基準。

今回は、そんな新米の季節に合わせ、美味しいお米の炊き方を実践してみました。お米を美味しく炊くためには、大きく5段階に分かれ、それぞれにコツがあります。実はどれもとても簡単なことなのですが、知っているかどうかでご飯の味はとても変わってしまいます! 詳しくお伝えしたいところですが、このブログ内では内容が多すぎて伝えきれないため、生徒たちの様子をリポートします。リクエストがあれば、今後もみらかけの中などで実施していきますので、春日部に来たらぜひ言ってくださいね!

洗米
洗う前の乾燥状態のお米は、触れた瞬間からどんどん水を吸収します。給水から水切りまでをいかにスピーディーに行うかが重要です。参加生徒は、前もって他のボールに水をたくさん用意し、工夫しながら最速を意識して頑張っていました!
米研ぎ
水を吸ったお米はとても崩れやすいので、優しく扱います。大柄な男子生徒だったのですが、優しく優しく研いでいました。
吸水
お米によって必要水分量も違い、手の大きさも人によって違うので、おっかなびっくり、これくらいかな? いや、もうちょっとかな? なんて言いながら微調整をくり返し...。
炊飯
火にかけてから約25分で炊きあがり。全体的に水気がなくなって、少し乾いた香りがしてきたところで、においの変化を一生懸命かぎ分けていました。
蒸らし
炊きあがったら、蒸らしです。なべ底から大きく混ぜて...。見た目はかなりおいしそうに炊けました! そして、恐る恐る味見をすると...。予想以上に美味しく炊けてびっくり! 炊きあがったご飯は、あえておかずなしで食べ、美味しさをかみしめました!

おいしく炊けました
今回の調理では、以上のポイントをしっかりと押さえ、全神経を集中させて「米を炊く」という、とても身近で基本ともいえる作業を行いました。普段は何気なく炊飯器で炊いているご飯も、鍋で炊くとやはり一味違います! ツヤがあり、一粒一粒が立っている、とてもおいしいご飯が炊きあがった時は、ちょっとした感動さえありました。キャンプに行ったときや、災害などで電気が急に使えなくなってしまった場合等、こういった【生きる力】が役立つシーンはたくさんあります。みなさんも、私たちと一緒に身近な"気付き"から学び、成長し、"なりたい大人"になるための準備をしませんか? 入学相談や見学はいつでも大歓迎です。ぜひ一度お問い合わせください!