兵庫県神戸キャンパスキャンパスブログ

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一匹のてんとう虫

今年も毎週月曜日のボランティア活動をスタートさせています。神戸キャンパスではインターナショナルオリーブアカデミー神戸の活動に賛同し、オリーブによるまちの景観づくり活動を行っています。オリーブの花壇の手入れはもちろんですが、イベントのお手伝い、さらに街中のごみ拾いや清掃活動も定期的に行っています。

先日、ある生徒が花壇の清掃活動中に「ちょっとこれ見てください。」というので見てみるとそこには葉っぱに乗ったてんとう虫がいました。てんとう虫を春から秋にかけて見かけることはありますが、冬場に見かけるのは珍しいねって話になり、調べてみるとてんとう虫は越中する時に集団でいることがわかりました。どういう状況で一匹だけになったのかはわかりませんが、心優しい生徒が「静かなところにそっとおいておくね。」と石で隠れる場所においてくれました。この集団から離れた状況をある人は寂しいと見るでしょうし、またある人は一匹で勇敢だと見るかもしれません。何が幸せで何が大切かは千差万別です。物事の価値を自分の尺度だけで測ってはいけないということを季節はずれのてんとう虫から考えさせられました。

ボランティアは人のためになるということだけではなく、それぞれの考え方を豊かにしてくれるものだと思います。

冬を越え、また新しい芽が出てくることでしょう。KTCおおぞらで春から一緒にスタートしてみませんか?
ボランティア活動も一緒にやりましょう♪