兵庫県神戸キャンパスキャンパスブログ

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皆様、こんにちは。
住環境デザインコースでは、いよいよ木材を使用しての小物づくりを開始。
在籍1年目の生徒は名刺を入れることのできるサイズの印籠箱を、在籍2年目以降の生徒は引き出しが2つある小物入れを製作しております。

最初は、前回までと同様に5mm方眼紙に図面を描くところから作業が始まります。講師の方より、完成品のサイズが指定されていますのでそれを元に生徒自身で各パーツのサイズを計算し、方眼紙に書きます。
この時に描く図面は、パーツ図と呼ばれるもので、実際に木材を切り出すときの大きさで書いていきます。

そうして描いた図面を同じように、木材に書いていきます。これを墨入れといいます。
紙と違い、木材は必ずしもまっすぐであったり、角が90度であったりするとは限りません。ですので、線をまっすぐ引くことが難しい、木材が浮いているなどと様々なことに苦戦しながら墨入れを一つひとつ丁寧に行っています。

墨入れが終わると、いよいよのこぎりを用いてざっくりと切り出し作業を行います。
のこぎりもなかなか思い通りに切ることができず、右へ左へとまがってしまいます。また、かなり力を込めながらの作業になるので腕が疲れたといい、休憩をはさみながらの作業を行っています。

まだまだ細かい作業はありますが、完成を目指して神戸キャンパスの生徒は毎週作業に取り組んでおります。
小物制作が終わると、いよいよ一番の目玉である家具製作が始まります。
生徒も今から何を作ろうかとわくわくしていますので、このブログでも引き続き住環境デザインコースの様子をお伝えしていきます。切り出し作業をする生徒墨入れをする生徒