岡山県倉敷キャンパスキャンパスブログ ブログ 2023.10.10 【みらいの架け橋レッスン®】バンドを組んで、仲間と練習した日々から得たものとは

みなさん、こんにちは。倉敷市美観地区のすぐそばにある倉敷キャンパスです。朝晩の冷え込みも厳しいものとなっていますので、体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて今回は、毎週火曜日に行われているみらいの架け橋レッスン® ギターの取り組みを紹介します。
このレッスンでは、ギターの専門講師をお招きして、初心者も経験者も様々な楽曲を練習している生徒がたくさんいます。

その中で、毎年行われているおおぞら杯という全国大会に向けて、今年は4人の生徒がバンドを組んで出場しました。中四国のおおぞらのキャンパスから、代表2チームを決めるのですが、今年は10チームの参加となり、かなり熾烈を極めていました。

バンドメンバーの数名に、出場しようと思ったきっかけを聞いてみたところ...
「前年度おおぞら杯に出場した先輩からご指名を受けたので参加しました」
「音楽が好きな仲間と一緒に演奏して沢山の人に聞いてほしいと思ったからです」
とのことでした！

実は前年度、中四国の予選を勝ち抜いて倉敷キャンパスは全国大会決勝に勝ち進んでおり、今年度参加メンバーのＭさんは昨年のメンバーの一人でもありました。
昨年の全国大会では、悔しい結果に終わってしまったので、今回は入賞したいという決意をもって参加したようです。

なかなかスケジュールが合わず、メンバー全員そろっての練習ができない日々も続きましたが、予選の撮影には全員が満足のいくパフォーマンスを見せてくれました！
その時の感想として、苦労した点、頑張った点などをメンバー数名に聞いてみました。
「曲が決まってからバンドメンバーが演奏に苦戦して弾けないということが一度もなく、順調に練習ができました。毎週スタジオに行ったりなど合わせを重点的にやりました」
「全員で息を揃えて演奏するのが難しかったけど話し合いを重ね工夫していい演奏にすることができて嬉しかったです」
「即席バンドだったのもあり、練習の時間も限られている中、各々短期間で頑張ってくれたおかげで最初合わせて完璧だったので弾きやすかった！ 頑張ったことはひたすら練習しました！ 個人でもバンドでも何回も何回も合わせて弾いて、最後は満足した演奏ができたと思います」

限られた条件の中で、必死に結果を追い求める姿はとても感動的で、そこに順位をつけるのは申し訳ないとさえ思いました。全員優勝でいいのでは...

しかし、予選の審査結果は、惜しくも3位で、決勝進出ならずでした。
発表を聞いた時のメンバーの声です。
「正直悔しさと申し訳なさが両方あります。コーチにたくさん無理を言ったのにも関わらず決勝に進むことができなかったことへの申し訳なさと自分のボーカルとしてのレベルを痛感し、皆の足を引っ張っていたことへの悔しさがありました。決勝行きたかったな」
「とても残念だったけどたくさん練習したから悔いはないです。来年は優勝できるように頑張ります」
「残念だったし、悔しい気持ちでいっぱいです。しかもあと一歩のところだったから余計悔しいです！ ですが、まだ学校で披露する場面はあるので気持ちに負けずに頑張ります」悔しい思いを抱えながら、次の目標を立てている前向きさは、このバンドを組んでおおぞら杯に出場したからこそ身についたものであることは間違いありません。

最後に、おおぞら杯に参加して得たものを聞いてみました。
「勝負事での悔しさと楽しさ、そしてボーカリストとしての自分が現状置かれている立場を再確認できました」
「話し合って意見を出し合う難しさや全体で上手く演奏できた時の喜びを知ることができました」
「去年も参加させていただいたのですが、やっぱり協調性、継続力、行動力、チームワークを得ることができたと私は思います」
おおぞらでは、今回のように仲間とともに自分の好きなことや得意なことの技術を磨き、それを披露する場がたくさんあります。
「一人でチャレンジできなかったことも、同じものを目指す仲間がいたから挑戦しようと思ったし、最後まで頑張れた」
「初心者でわからないことだらけだったけど、先輩が優しく教えてくれてわかりやすかった」
ぜひこのような経験を最高の仲間としてみませんか。
我々は生徒の挑戦を全力で応援します。