京都府京都キャンパスキャンパスブログ

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子ども福祉コース「介護体験!!」

みなさん、こんにちは! 京都キャンパスです。めっきり寒くなり"冬"を感じる季節となりましたがお元気にお過ごしですか?
今日は「子ども・福祉コース」で行われた介護実習をご紹介します。

みなさん、もし身体の半分が突然動かなくなったらどうしますか? 脳の病気や老化により、身体に麻痺が生じることがあります。麻痺というのは体の一部または全てが動かなくなってしまう状態のことです。
今回は身体に麻痺がある利用者の方の「着替えをサポートしてみよう」というテーマで講師をお呼びして生徒たちに授業をしていただきました。

まず参加する生徒たちは「利き手が動かない」という設定をもうけます。
そして、持参したトレーナーを動く設定の片手のみで着てみます。
動く手の方を頑張って動かし袖を通し、頭をかぶり、なんとか着ようとするもののなかなか難しい...
やっとの思いで着替え終わった時、先生が言った言葉。
「これを麻痺の方は毎日しているんです」。
みんなの目が変わりました。

"着患脱健"
(衣服を着るときは麻痺のあるほうから、衣服を脱ぐときは、問題のない健康なほうから)この原則を学び、みんなで再度挑戦し、相手を介護してみるという時間を過ごしました。
利用者の方の着替えをサポートする時、利用者の方の身体を動かすとき、介護者がかける言葉と動作の一つひとつには利用者の方を思いやる"こころ"が込められているということを学べた一日でした。

「子ども・福祉コース」では福祉・保育を中心に、未来の笑顔を作る学習をしています。福祉業界に興味がある! 保育業界で活躍したい! そんな皆さんはぜひ「子ども・福祉コース」に参加してみてください。きっとすてきな未来へのスタートがきれますよ!