京都府京都キャンパスキャンパスブログ

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京都キャンパスでは子ども・福祉コースの授業があり、子どもや高齢者の方と関わる仕事では必須となるコミュニケーションの知識や技術の中でも、コミュニケーションの形について学習しました。

コミュニケーションの形には、一方通行と相互通行のコミュニケーションがあります。
一方通行のコミュニケーションの形とは、テレビや新聞、インターネットなどの大勢の人に大量の情報が送られることであり、大衆伝達ともいわれます。
相互通行のコミュニケーションとは、"送り手"と"受け手"との間を行きかう「メッセージ」で成り立っています。
これは私たちが一般的にイメージするコミュニケーションの形でもあります。

今回は図形伝達ゲームで、一方通行と相互通行のコミュニケーションの違いを体感してもらいました。
図形伝達ゲームは、図形を伝達者の説明通り白紙の用紙に書いていきます。
まずは、一方通行のコミュニケーションを体験してもらうために、1回目は質問など一切無しです。
1回目は、伝達者からの情報だけであり、質問などはできないため、説明通りに正しく図形を書けているのか、首をかしげる方もおられました。
次は相互通行のコミュニケーションを体験してもらうために、2回目は質問だけ有り、3回目は質問とジェスチャー有り、というルールで進めていきました。
2・3回目では、図形伝達ゲームに少し慣れ、質問などができるため、少しずつゲームを楽しむ姿や笑顔が見られました。
さらに、保護者の方もゲームに熱中されていました。
今回の図形伝達ゲームでは、1回目の一方通行のコミュニケーションより2・3回目の相互通行のコミュニケーションの方が、ゲームを楽しみながら図形を正確に書くことができました。

2学期の子ども・福祉コースでは、保育園と放課後等デイサービスの実習が予定されており、コミュニケーションについて実践をしながら学んでいきます。

京都キャンパスでは平日も土曜日も個別相談や授業見学を行っていますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

※キャンパスでの授業やイベントでは、アルコール消毒や検温・換気など感染対策を徹底して実施いたします。