長野県松本キャンパスキャンパスブログ

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豆まきから歴史を学ぶ!

みなさん、こんにちは。
一年で最も寒い時期、立春が過ぎました。
その前日、2月3日は節分でした。
みなさんは、豆まきをして恵方巻を食べましたか。
松本キャンパスでは、「鬼を追い出そう!」と、みんなで豆まきをしました。

煎り大豆、鬼の面、鬼の角、かわいい鬼の飾りなど用意して、鬼を決めて。
さあ、豆まきです。
本当に鬼役に豆をぶつけて良いのか、痛かったらかわいそうだから足もとに投げようなど、高校生らしい気遣いもありました。
ワイワイと豆をまき、みんなでひろって。
写真も撮って、みんなで過ごすミニイベントとなりました。

ふとみんなで、なぜ豆をまくのか? なぜ豆を食べるのか? という基本的な疑問があがりました。
なんとなく、聞いたことがあるのだけれど、はっきりと覚えている人はあまりいませんでした。
そこで、調べてみることにしました。
豆は魔滅(まめ)に通じていて、鬼にぶつけて追い払うことで邪気をはらって、無病息災を願うそうです。
ちなみに、いり大豆なのは、ひろい忘れた豆から芽が出ると邪悪で縁起が悪いからです。
邪気をはらって、鬼を追い払った福豆を食べて一年の健康を願う行事です。
松本は、比較的年中行事が残って各家庭でもおこなわれている地域ですが、イワシの頭を玄関に飾ったりして厄払いをする家はほとんど見かけなくなりました。
今後もキャンパスでの行事をきっかけに、日本の古き良き文化を考える時間をつくっていきたいです。