長野県松本キャンパスキャンパスブログ

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グランプリを受賞した生徒と紙芝居2月25日(土)に、おおぞら杯2022 みらいカップ 子ども・福祉部門の決勝大会が行われました。松本キャンパスからは、1年次生の井箟莉乃さんが1回戦を勝ち進み、決勝大会に進出しました。子ども・福祉部門の課題はオリジナルストーリーの紙芝居制作です。それぞれのチームで話し合って、課題対象年齢の子どもに合ったお話を作ります。そのお話に合わせて全8枚の紙芝居をすべて手作りで制作しました。決勝大会では大会に進出した全10チームが、オンラインで紙芝居の読み聞かせを発表しました。

莉乃さんは、子ども・福祉コースの保育実習に毎回必ず参加する中で、保育園の子どもとのリアルな交流を積み重ね、実際に子どもに紙芝居を聴いてもらうことをイメージしてお話作りに取り組んでいました。また、紙芝居制作では、どの場面を8枚の絵にするのか、何度もイメージ画を描き、一番効果的な場面を絵にする工夫をしていました。そうして仕上がった下書きに色を乗せていく着彩では、その場面の登場人物の気持ちに合わせた背景の色(嬉しいシーンだからピンク、悲しいシーンだから藍色など...)を選び、丁寧に色を塗り重ねて仕上げていました。

着想から完成まで、約半年をかけて作り上げた紙芝居は、莉乃さんの思いと優しさがたくさんつまった素晴らしい仕上がりで、決勝大会の結果はなんと、グランプリを受賞しました。
キャンパスの仲間が、心を込めて取り組んでいたことが、結果となって返ってくるのは嬉しいですね。決勝大会後、達成感と喜びにあふれた笑顔を見せてくれていた莉乃さんでした。