神奈川県溝の口キャンパスキャンパスブログ

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英会話レッスン修了式
みなさん、こんにちは。溝の口キャンパスの飯野です。
今回はおおぞら高校の海外体験プログラムの中で、先日私が引率した「スタディーツアー in セブ」のことをお伝えしたいと思います。
フィリピンのセブ島で1週間の海外体験は、全国のキャンパスから約180名が6班に分かれて毎週出発しています。溝の口キャンパスの生徒も5名が参加! 参加生徒は秋の日本からいきなり常夏のセブ島に到着した衝撃はあったものの、毎日の英会話レッスンホテルでのお仕事体験(フロント業務やベッドメイキング、レストラン業務の体験)を果敢にこなしていました。

私が特に感心したのは現地高校生との交流で、生徒が片言の英語でしっかりコミュニケーションをとったり、楽しみながらすぐに仲良くなっていたことです。文化も言葉も違う人同士だけど高校生という同世代がともに絆を育むのにはもしかしたら言葉はあまり必要ないのかもしれないと感じた瞬間でした。
また、スタディーツアー in セブはその名の通り日本とフィリピンの社会問題を掘り下げて考えるという目的を持っているため、セブ島にたくさん存在する「ごみ山」の中に暮らす人々の家を実際に訪問してその状況や理由を探るという学習も海外体験プログラムの大きな意義となっているのです。中学中の生徒の様子生徒からは「ごみ山の中で暮らしそのゴミから回収したのもので生計を立てるのは大変だしかわいそうと感じていたが、実際に行ってみると現地の人はみな明るく生きる工夫をしながらたくましく生活していて「かわいそう」と考えるのは違うのかもしれないと感じたそうです。
これこそが、実際に体験したからこそ得られた「常識がくつがえった瞬間」だったかもしれません。

参加者の溝の口キャンパス2年生に、スタディーツアーに参加して「常識がくつがえされたこと」についてインタビューしました。
「特に印象的だったのはゴミ山です。行く前に調べた時は日本で言うホームレスみたいな人がいたり、ただゴミが集まってできた場所だと思っていたけど実際に行ってみてそこの周りに家があって人が住んでいて、ゴミを売って生計を立てていたり、お風呂やトイレがなくて近くの家に借りていたりして、想像していたものとは違ってゴミ山の中でコミュニティができていて集落みたいになっていたのが驚きました! あとは、ゴミ山で生活している人にお話を聞いた際、私たちが来たことに対して嬉しい、とプラスに捉えてくれることが嬉しかったし、そう思えるのは凄いなと思いました。実際に行ってみないとわからなかったので貴重な経験ができて良かったです」と答えてくれました。

海外体験プログラムに参加したからこそ、ゴミ山での生活している人がどう感じているかというところにまで思いをはせることができたようです。
そして、次の目標を尋ねたところこのように答えてくれています。
「次の目標は長期の海外体験プログラムに挑戦することです。今回の海外体験はあっという間だったのでもっと長期のプログラムに参加して英語力や自分の考えを広げて色々な経験をしたいです!」

留学に興味がある中学生のみなさん、おおぞらの海外体験プログラムで今しかできない体験をしてみませんか?