愛知県名古屋キャンパスキャンパスブログ

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子どもがリトミックをする画像
こんにちは、名古屋キャンパスの小林です。
今日は、子ども・福祉コースの「ピアノ」の授業についてご紹介します。

小さい頃に歌った「おはようの歌」や「さようならの歌」、先生が弾いてくれたピアノの音色。どことなく覚えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
保育士にとって、ピアノのスキルは必須です。また、子どもと歌を歌うためにも、歌える童謡のレパートリーを増やしたり、手遊び歌などを知ることも大切です。

今回の授業では、ピアノという枠組みから「子どもと音楽」に広げ、子どもと一緒に歌える歌や簡単にできるダンスや手遊び歌などを体験してもらいました。
テーマは「キャンプへ行こう!」ということで、「バスごっこ」「キャンプだホイ」「カレーライスの歌」などを歌い、簡単なダンスも行いました♪

生徒は「小さいころに踊ったことある!」と記憶を思い出しながら踊ってくれたり、初めての人は真似をしながら、高校生なりに楽しんで授業を受けてくれていました。
また保育園実習に行けたときにでも、ぜひ子どもと一緒にやってみてほしいと思います。

音やリズムを聴き、感じ、想像し、歌ったり踊ったりして全身で表現する。このような学習方法を「リトミック」といいます。
近年様々な保育園や幼稚園、音楽教室などで取り入れられているので、もしかしたら経験したことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

リトミックとはもともと、スイスの作曲家であるダルクローズが考案しました。
彼が音楽大学で学生に合唱指導をしているときに、学生が歌に合わせて自然に指揮をすると、その歌までもが音楽表現豊かになり、生き生きとしてくることに気がついた、というところから始まっています。
その後、自己表現力を高められる音楽教育方法として発展してきたのが「リトミック」です。

子どもにとって音楽が、自分の思いや経験を伝えたり、家族や友達などとのコミュニケーションの手段として、より身近なものになってくれたらと感じています。また生徒には、音楽の楽しさを伝えられる大人になってもらえると嬉しいです。

子ども・福祉コースでは、保育士になりたい人や福祉の仕事に興味のある人に向けて、週2回授業を行っています。ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください!