愛知県岡崎キャンパスキャンパスブログ ブログ 2020.03.06 【成長した生徒の紹介】投げ出してばかりの自分を変えて、笑顔を分けてあげられる大人になりたい。

こんにちは。KTCおおぞら高等学院 岡崎キャンパスの吉川です。今日は、私がこの1年で成長したな、良い方向に変わったなと思う生徒の紹介をしたいと思います。

昨年の4月に入学をした1年次生のKくん。勉強や初めてのことに集中して取り組むことが苦手で、入学してすぐは課題のやり方や要領を掴むのにとても苦労し、ネガティブな発言が目立っていました。午後の個別コースで週2日登校した際も、途中でくじけそうになったこともありました。しかし、取り組む課題の順番や週2日の曜日を固定するなど前向きに取り組めるように一緒に話し合いながら進めていきました。

夏休み明けには登校日数を増やすなど徐々に前向きに取り組めるようになっていきました。9月頃、KTCおおぞら高等学院・屋久島おおぞら高等学校主催、朝日新聞社共催で行われた「なりたい大人作文コンクール」に作品を応募するため授業で「なりたい大人」について作文を書きました。そこには、「今までは面倒くさがりで嫌なことは投げ出してばかりだったけれど、高校生の間にそんな自分を変えていきたい。そして多くの人に笑顔を分けてあげられる人になりたい」と書かれていました。1年間の課題の提出が終わった後、苦手分野を勉強しようと提案したところ、自分から積極的に集中して勉強する姿が見られるようになり、ネガティブな発言もなくなってきています。

初めての環境や苦手なことに取り組むことは、誰でもエネルギーが必要で「要領よく」が苦手な人にとってはさらに大変な苦労が必要です。しかし「変わりたい、もっとこうなりたい」という気持ちが少しでもあれば必ず変わることができます。私たちコーチは、それを生徒と一緒に話合い、考えながらサポートしていきます。